【命あっての物種】
何事も命あってできることで、死んでは何にもならない。

命は
この海から
生まれた。
命とは
生物が生きていくためのもとの力となるもの。
笑うことも
泣くことも
生きているということ。
喜ぶことも
悲しむことも
生きているということ。
あなたは毎日
わたしを求めて
大きく叫んで
涙を流すの。
『生きたい』って、言ってくれてるんだね。
ありがとう
ありがとう。
あなたは大切な命なの。
それをあなたは一緒に守ろうとしてくれてるの。
あなたのこれからは
この海のように広大で
ときに浅く穏やかだけど
ときに深く波を荒げる。
それを
人は
人生と呼ぶの。
ねえ
わたしは
途中までしか
一緒にいってあげられないけど
最期まで
がんばれるかな。
大丈夫かな。
いつか
きっと
あなたを大切に想ってくれて
あなたが一緒にいきたいと思う
わたし以外の
誰かが
現れる。
そしたら
わたしは
手を離すから
どうか
必ず
幸せになって。
わたしより
先に
人生をやめないで。
ぜったい
ぜったい
わたしより
生きていてね。
わたしは
いつか
あなたより
先に
全てを終える。
そして
この海へ
記憶をおいていくよ。
あなたが
生きていれば
この海で
何度でも
会えるから。
何度でも
会いたいから。

忘れないで
この青色。
命が生まれた
この青さを。