骨折で入院中の認知症母は

入院した最初の頃は

大声で「痛い痛い」騒ぐわ

点滴は引き抜くので手にミトンをされるわ

かなり手がかかる患者でした




しかし、入院から1ヶ月たった今は

とっても大人しいです




騒ぐこともなく、点滴も抜かないし

静かに寝ているだけです




食事をあまりとらないので

元気がなくなったのだと思います




母は上下入れ歯ですが

入院期間中に全く入れてないので

合わなくてなってしまったかもしれません




看護師さんは

認知症患者の看護は大変だと思うし

いろいろやって頂いて感謝はしてます




しかし、その反面




入れ歯を入れてくれなかったのは

母が嫌がり面倒だったからでは?




入れ歯を入れないせいで

食事もしなくなったのでは?




そして

食事をしないから大人しくなり

看護に手が掛からず

結果的には良かったと思ってるのでは?




今回の入院でそんなことを考えてます




他の患者さんを見ても

そう感じることがあり…




入院中の母と同室の人は

初めは穏やかで普通に話をしていたのに

入院1週間後には大声で独り言を言い続け

他人のわたしから見ても

あきらかに変わってしまったようです




その患者さんの家族は

わたしが面会に行くと必ずいます




面会時間は15分間と決まってるのですが

わたしが行く前からいて

わたしが帰った後もいます




その家族の人も

すごく心配している様子が伝わってきます




その患者さんは独り言だけではなく

今はベッドの上で動くからか

ベルトで拘束されているようです




家族の人が看護師に

「ベルトが苦しいみたいなので緩めて欲しい」とお願いしてました




拘束されてる患者は苦しいだろうし

見ている家族は辛いと思います




けど

ベッドから落ちたら更に大変なので

病院の拘束も仕方ないのでしょう




思うにこの患者さんも

今は騒がしいですが

だんだん大人しくなるような気がします




同室の他の方も同じでした




部屋に入ると

ベッドの柵をバンバン叩いて

騒いでた人もいましたが

いつからか静かになりました




入院してだんだん元気になるのではなく

高齢者がケガで入院すると

だんだん弱ってきます




わたしはこの1ヶ月間

面会に行くのが辛かったです




母がどんどん弱ってきてましたから




そんな母が

今日、退院します




これから大丈夫なのか不安ですが

同じくらいホッとしてます




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