行きたかった美術展
《ゴッホと静物画 -伝統から革新へ-》
にやっと行けました。嬉しい!
ゴッホの作品をはじめとし、
ゴッホ周辺の人物の作品も交えた
花や果物の静物画を堪能できる美術展です。
ゴッホといえば彼の生涯は
センセーショナルに語られることが主です。
しかし耳を切り落としたことも
精神病への入退院を繰り返したことも
彼の人生の流れの上での出来事です。
最近思うのは
私たち鑑賞者は、
彼ら芸術家のほんの一部を
切り取って拡大して
ほとんど妄想的な確信を持ちたがるような
気がしています。
どんなに狂人といわれる人でも
その人の人生がそこにあって
日々生きています。
なんのことはないと思うのです。
そんなに大袈裟なことではないけれど
大袈裟ではないこと、密やかな祈りに
芸術の神は微笑むのかもしれません。
知らんけど。
ンね。