ポスターにも載っているこちらの
地蔵菩薩。
もちろん、今回が初の展示です。

詳しい説明はぜひ、
放送をご覧いただきたいのですが、

学芸員・田島さんから聞いた、
地上波にはのせられないお話をここでひとつ…






上原美術館に展示が決まったとき、
所有者の方から「大丈夫ですか?」
と聞かれたそうです。

貴重な芸術品なので、
保障とか、破損の心配とか、
そういうことかな?と思いますよね。

違うんです。

「祟りとか、大丈夫ですか?」

とのことでした。



叫び←私の反応



なにせ400年もの間、
熱海の地から
動かしたことがなかったということで。


上原美術館では、
もしなにか異変があれば、
すぐにお返しします。

とお約束しているそうです。




展示は来年の1月11日まで。

展示期間中、
なにごともなく、
無事みなさまにご覧いただくことができますように…



仏教美術を扱う上で、
こういったことは、
珍しくないそうです。

海難事故の神様をお連れした時は、
神様不在の船が遭難してしまったり。

火災の神様を展示したときは、
火災が発生してしまったり。



今回のお話を聞いて、
やはり、
神様って存在するんだな、と思いました。
もう少し丁寧にいうと、
神様というよりは、
「信仰心の集合体」という感じでしょうか。


人々の平和や安全を願う強い気持ちが
集まって、
本当にそれを守る存在になるのかなと。


だから、
宗教にかかわらず、
ポジティブな信仰心は
大切にしていきたいなと改めて感じました。



猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

おしまい