12/12 NPO法人京都ハートネット SST体験記(後半) | アスペと、漫画と、まゆイヌと

12/12 NPO法人京都ハートネット SST体験記(後半)

それでは、今回は前回のSST体験記の後半を書かせていただきます。


休憩をしっかり取ったあと、SSTの後半部分が始まりました。


まずはじめに、エクササイズの二つ目「思い込みチェック」を行いました。


これは、簡単なチェックシートを使用して、間違った思い込みについて気付くことを目的をしたワークです。表れてくる各項目の数値の大小によって、自分の様々な傾向がわかります。


「人と違うのは恥ずかしい」「人から認められなければならない」「悪い感情は表に出してはいけない」等など…


各項目の数値が高いほど、その部分について、自分が間違った思い込みをしている、ということがわかるようです。


私は多くの項目でかなりの高得点をはじき出し、非常に間違った思い込みが強い状態であることが判明しました…でも、某すべり台王者のT氏より、結果に関してはそれ程気にしなくてもよい、とのフォローもいただき、少し安心することができました。


次に、三つ目のエクササイズ「サイコロトーク」を行いました。


このエクササイズでは、4人でグループを組んで、いわゆる「すごろく」を行います。順番にサイコロを振って、出た数字の分だけマスを進め、止まったマスに書かれている指示に従う…こんな感じのワークでした。


マスに書かれている指示の内容は、「将来の夢は?」「最近の政治について語れ」「昨日の昼食は何を食べた?」等の具体的なものから、「カードをめくる」という、秘密の質問が書かれたカードをめくるものまで、様々でした。





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「サイコロトーク」…自己開示的おもしろすごろく




この、秘密の質問が書かれたカードの内容が非常に面白く、「彼氏彼女と行ってみたい場所は?」「1億円手に入ったら何に使う?」「好きなタレントは?」など、かなり具体的で、答えるのに戸惑うようなものまでありました。


でも、このようなみんなでわいわい騒ぎながら行うゲームは、非常に新鮮で、かつ懐かしい雰囲気のもので、非日常的な、とても楽しい体験ができました。少しずつではありますが、ゲームを楽しんでいるうちに、自分の心の壁のようなものが弱まっていくのを感じました。


そして、最後のエクササイズとして「絵まわしドン」というものを行いました。


これは、一枚の絵が四分割された絵カード計16枚を、さきほどのグループの人同士で交換し合い、最終的に正しい一枚の絵をそれぞれ完成させる、というワークでした。


なかなか思うような一枚の絵を完成させる事ができず、皆さん必死でカードを交換しあっていました。後の主催者の方の説明で判明したことですが、自分の手持ちのカードだけではなく、まわりの人のカードにも注意して交換するカードを選べば、すんなりと一枚の絵が完成できる、とのことでした。私も含めてですが、やはり、発達障害のものは一点集中型で、周囲が見えにくくなる特性を持っている事が非常によく感じられた一瞬でした。





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「絵まわしドン」…あなたは、周囲の状況を掴めるか?



こうして、全てのエクササイズが終了し、最後に「別れのセッション」として、全体のふりかえり作業を行い、本日のSSTは滞りなく終了していきました。


今回のSSTでは、私にとって非常に貴重な体験をさせていただき、とても有意義な一日が過ごせたと思います。


毎回、SSTに通っていて感じることは、会場では「ありのままの素の自分」に近いものが出せている、ということです。日常の生活の中ではガチガチに固められている私の心のガードが、この時間だけは少し開放できているように感じるのです。


まだまだ、私は自己否定的な、誤った認知が多い人間であると感じていますが、このSSTに通い続けることによって、少しずつでも変えていければよいなぁ、と思っています。


毎回様々なエクササイズを考案してくださるNPO京都ハートネットの主催者の方、運営の方々、私のお相手をしてくださる参加者の皆様には、たいへん感謝しております。


また、このような感想文的記事をお読みいただいた皆様にも、感謝の意を伝えさせていただきます。


以下は今回のSSTでお世話になりました、NPO法人京都ハートネットワーク様のURLです。


「NPO法人京都ハートネットワーク」

http://kh-net.symphonic-net.com/


今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。