小学生の頃は「夢」とか「なりたい職業」とか
まったく無かったですね。

あまりになさすぎて、
学年終わりの「将来の夢」というような
題材の文集なんかにすごく頭を悩ませていました。

唯一、中学くらいに思いついたのが、
「音楽を聴きながら働きたい!」
というもの。(アホですね)

そして高校生の姉に聞いたんですね。
「お姉ちゃんは将来何になりたいの?
夢とかあるの?」と。

姉は言いました。

「そうねえ、資本金3億以上の会社に
 入る事、かな。」

「…………資本金って何?」
(この時、資本金という言葉の意味を
初めて知りました)

姉は現実的な人だったのです。

てっきり
「婦人警官」とか「看護婦さん」とか
そんな名詞が耳に届くと思っていたので、
なんというか。。。
まったく参考にならなくて
途方に暮れた感情がグルグルしましたね。。。

高校の頃
(通ってないんですけど。。。
 卒業資格は取りましたヨ!)
バンドをしながら楽器屋さんで働いて、

「レコーディングの仕事がしたい!
こりゃ東京だ~!」と
思い立ち18才で上京。

印刷屋さんの進行管理のバイトから、
デザイン会社での営業を経て
どういうワケかデザイナーと呼ばれるような
「版下(データ)作りの毎日」です。
なんというか…なりゆきですね。
「あ~あ~川の流れのように~」という、
ひばりさん的な…アレです。

忙しい毎日の中で、
ふと「なんでこんな事してるんだっけ」と
不思議に思い、立ち止まる時があるんです。

ふり返ればそう、小さな望み。

「音楽を聴きながら働きたい!」

そういう意味では
夢が叶っているかもしれません。
仕事場には今日も
ラジオから音楽が流れています。