娘が生まれてからの日々を正確に数える事が出来ない私は100日をあるアプリに教えて貰った訳ですが、チャレンジアプリでは今日が100日…
どっちなのかしら

さて、昨日私は花火を打ち上げて周りたくなったのですが
それには長文になる理由がありまして
ベビ子は生まれて3日目に黄疸でGCUに入り、その翌日には新たな病気が判明して入院中は毎日泣いていました。
ベビ子の心臓に小さな穴が見つかったのです。
呼び出された時点でもう悪い事しか考えられず震えていましたが、告げられた瞬間に目の前が真っ暗になりました。
ドクターは
100人に1人の割合で現れる病気で、ありふれた病気だよ。半数が3歳迄に塞がるし、もし塞がらなければ手術だけどかなり成功度は高いから大丈夫。しかもこの病院だから見つかったけれど、他の病院では見つからず、健診で見つかる事も多いんだよ。たまたま見つかっちゃったんだね。
と仰いました。
質問があるか聞かれましたが、大量の涙が静かに溢れ落ちるだけで何も考える事が出来ませんでした。
看護師さんにハンカチを頂き支えて頂きながら病室へ帰りました。
その後は検索魔です。
穴が塞がらないまま大人になっても、オリンピック選手になった例もあります。
手術をすれば普通の生活が出来ます。
でも、突然チアノーゼになり、亡くなるケースもあるのです。
風邪をひけば重篤化しやすく、予防接種では死亡例もあります。
激しい運動は出来ず体育の授業は見学、出産は最も危険です。
例え手術して元気になっても、手術跡はお洋服を選ぶ程残ります。
心配すればきりがないですよね。
だから精密検査迄はベビ子の生命力を信じて、少しでも大きく育つ様に、免疫力が上がるように母乳を出す努力をしました。
大泣きすれば心臓に負担がかかるので、常に側にいて大泣きになる前にあやしました。
風邪を引かぬ様に、人混みは避けて日光浴をさせて空調や、衛生に気を遣いました。
ベビ子に不安が伝わらぬ様に、楽しい事を探して自分の不安を騙し騙し…でも心配でした。
毎日毎日心配でした。
ふと、ベビ子が急変して心臓が止まってしまうのではないかと。
そして、昨日の精密検査…
嫌がって大泣きするベビ子に無理矢理睡眠薬を飲ませて心臓のエコー検査をしました。
白衣も来ていないラフな感じの若いドクターが、エコーを見ながら
「何か心配な事はありますか~?」
と仰いました。
私はえ…、穴が空いてる事が心配すぎて倒れそうですけど‼︎もっと真剣に見て下さい!
と思いましたが、
「穴のほかには目やにと、舌が気になります」
と言いました。
ドクターはエコーを見ながら
ふんふん、それはね~ぇ…と説明されていましたが、やがて話さなくなり真剣な目つきである部分を拡大したり肺の方迄険しい表情でみていました。
私は、
穴の位置が悪くて肺高血圧症になりかけているんだ!手術はいつだろう。ごめんね、ごめんねベビ子と思い泣きそうでした。
5分程沈黙が流れ
ドクターがひと息つき、
「穴は塞がってますね」
と仰いました。
えっ‼︎本当ですか‼︎
静かなエコー室で大きな声を出してしまいました。それから涙が溢れました。
ベビ子、よく頑張ってくれたね。
本当に有難う。
私は睡眠薬でフラフラのベビ子をそっと、抱き締めました。
そして義母に連絡すると、泣いて、泣いて泣いて喜んでくれました。
「つんこちゃん、今迄懸命に育ててくれて有難うね。今迄ベビ子ちゃんを泣かせないように必死だったんだよね。これからは、少し気を抜いて育ててね。本当にありがとうございます。」
義母のあたたかい言葉に、喉の奥が熱くなって何も言えなくて放送事故になってしまいました。
付き添ってくれた実母、主人の笑顔にベビ子が生まれてからずっと緊張していた私の心がじわぁ~と溶けていきました。
世の中にはお子さんがもっと重い病気で、辛い思いをされてるママ達が沢山います。
健康に産んであげられくて、自分を責めて毎日泣きたい思いを誤魔化しながら、頑張っているママ達が沢山います。
言わないだけ。
私も病気の事は親友にだけしか話していません。
病気じゃなくても、色々な事でママ達は皆、子供を守ろうと必死で頑張っているのですよね。
そうやって頑張れる事は幸せな事かもしれません。
私は運が良く、素敵なブロ友さんに恵まれ、勇気や元気を頂いてきました。
主人には携帯いじってないで、寝ろと何度か言われました。
でも、私には日々を綴る事、顔も知らないけれど、温かい言葉で繋がっているブロ友さんとの交流は本当に支えでした。
パパには悪いけれど、ママにしか分からない思いってあるから。(勿論主人には感謝の気持ちでいっぱいです。)
ママ1年生の皆さんと私は同級生のような戦友のような気持ちです。
だからこれからもブログは続けます。
皆さんこれからもよろしくお願いします♡
ベビ子が生まれてから随分経ち色々なものを頂きましたが、こんなに美味しく感じたのは初めてでした。
この思いを忘れずにいつか、ベビ子に作ってあげたいです。
長い文章にお付き合い頂いて有難うございました。