旦那に対して、

 

こうすればいいのに

あぁすれば良いのに

どうしてそうするの?

どうしてわかんないのかなぁ??

 

 

いつもそんな風に思ってる。

それは、つまりは、

 

 

旦那の事をダメ人間だと思っている。

この人といるのが不安だと思っている。

バカだと思っている。

 

 

そして、

自分の方がわかっている。

自分の方が頭が切れる。

自分の方が上だ!

と、思っているって事なのだ。

 

 

自分の方がうまくやれるって思ってるって事なのだ。

 

 

 

じゃぁ、事実を見てみよう。

 

 

 

実際に会社を興し、売り上げは3億超え。

世帯収入は年収4000万円弱。

これをやっているのは、旦那さん。

 

 

私は、?

主婦。

私が稼いでいるお金は、0。

 

 

事実、

お金を稼ぐのがうまいのは、旦那の方なのだ。

 

 

 

私に起きていることは、【不安】だ。

 

 

 

毎日毎日、家でのんびり過ごし、何のストレスもない。

昼は10時まで寝て、掃除はダスキンにお任せ。

人付き合いもほとんどしなくて、

旦那もほとんど家に帰ってこないから、

毎日Netflix見ながら猫とイチャイチャ。

 

ストレスない上に、1日10時間以上も寝るから、

肌はプリップリ♪

身体はどんどん巨大化。

 

 

ずっとなりたかった専業主婦。

実家の飲食店を物心ついた頃から手伝っていた私。

たくさんのお客様を眺め、

そして、専業主婦に憧れた。

 

いま思えば、専業主婦に憧れたのじゃなくて、

旦那が妻に惚れている家庭に憧れていたのだ。

そしてだいたい、旦那に惚れられている奥さんは、

こぎれいにして、オシャレもして、薄くお化粧もしていて・・・

女を楽しんでいる・・というか、疲れていない印象。

 

実家の飲食店は、鉄板があるお店だったのだが、

旦那が肉を焼いたり、さらだを取り分けたり、

子供の面倒を見たり・・・

内容はそれぞれなんだけど、

妻を大切に思っているかどうかは、いつも一目瞭然だった。

 

そして、妻の世話を焼いている家庭は、

なぜか専業主婦の家庭に見えた野田。

 

 

というより、私の母が恨みがましくそう言っていた。

「働きもしないで化粧してオシャレして。イヤな女。」

 

 

母は、嫉妬していたのだと思う。

 

 

わたしもそういう“恵まれた女”を当たり前のように嫌っていた。

子供の頃は、母のキライなものはキライになるのが当たり前だったように思う。

 

でも、大人になるにつれ、

私は、母のように 父に奴隷のように扱われ、年齢よりもずっと老けたかわいそうで不幸そうな女 よりも

あのお客様たちのように、肌はプリプリで、旦那に扱われて、お化粧もオシャレもしている幸せそうな女 に

なりたかったのだ。