間があいてしまいましたが篠山紀信さんと獅童さんの対談の続きです
(;^_^A

昔、歌舞伎の写真を撮る方は専門に近い方々がいらして誰でも撮れるという訳では無かったそうなのですが、たまには若手に撮らせてみようという事で篠山さんが歌舞伎のお写真を撮る事になったそうです

当時、全く歌舞伎に興味がなかった篠山さんは演目も役者さんも、わからない
でも、その時に、この人はイイ!!撮りたいと思ったのは玉三郎さんだったそうです
篠山さん30代、玉三郎さん20代の頃

撮らせて欲しいと言ったところ玉三郎さんはOKしたのですがスタジオとかで撮るのでは無く楽屋などで小道具など持ち出して撮ったりしていたそうです

それを、お父様に叱られた玉三郎さんは家出
全く帰って来ないので心配して結局は篠山さんが撮影する事を許されたとか…

それ以来、玉三郎さんを撮り続けた篠山さん
周りも篠山さんは玉三郎さん専属のような感じに思い撮って欲しくても遠慮していたのだそうです

そんな中、勘三郎さんから襲名披露のポスターを撮って欲しいと以来され篠山さんが玉三郎さんに撮ってもイイか聞くと「撮ってあげなさいよ」と言われたそうで現在では色々な役者さんのお写真も撮られているそうです

今回、展示されている60人の役者さんのお写真ですが普段は、あまり若手の方々を撮る機会が無く、このお話しがあって撮った方もいるので誰それの息子の写真は有るけど誰それのは無いというのは意図した事では無いそう
今回、お写真が無い役者さんとは、まだ出会っていないだけ…とおっしゃっていました

また並べる順番なども苦心したようです
写真をパッとなげて落ちて来た順に並べても何かしかの意味が出来てしまうので(○○屋さんの写真ばかり、かたまってしまうとか…)難しいのだとか
確かにスゴく気をつかいそうな感じがしますね(;^_^A

獅童さんの玉三郎さんと勘三郎さんとの思い出の話しなのですが、お二人が舞台にいらっしゃる時に物を運ぶというお役をした事があるそうです

その時に緊張して手が震えてカタカタ音がしてしまったそう
後で怒られるかと思ったらお二人共笑って「緊張する事はいい事だ、舞台の恐さを知っている」「ダメな役者は緊張もしない、君は良くなるよ」とおっしゃったのだそうです
きっと獅童さん嬉しかったんでしょうね
楽しそうにお話しされていました

篠山さんは玉三郎は好きな役者としかやらない、海老蔵か獅童かってトコ
最近は色々な役者に教えてるけどね(笑)
なんて言ってらっしゃいましたが「え~っあせる」みたいな(;^_^A
冗談っぽく言ってらしたのでリップサービス的なものかと…(笑)

獅童さんのお母様が亡くなった時、一番心配して色々アドバイスをしてくれたのは玉三郎さんだったそうで、とても感謝しているとおっしゃっていました

玉三郎さんとの高野聖の入浴している写真をお母様は、とても気にいってらしてリビングに飾っていたそうなのですが玉三郎さんは、それも喜んでくれたと言っていました

このお写真を撮る時、男同士とは言え獅童さんが恥ずかしがっていると玉三郎さんに「早く脱ぎなさいよ」と言われたとか(笑)

気になったので後でネットで探してみましたら確かに、とても素敵なお写真でした
(〃∇〃)

ご自分のお写真を見ながらの解説だったのですが、どうやら獅童さん目が細いのが気になるよう
度々、目の話しになっていました
「コレは目が細いのが目立たない」とか…(笑)

お母様からは「あなたは目が細いから海老蔵さんみたいな大きな目に整形したら?」と言われたそうです
「変わった母親でしょ?」と笑っていましたが、やっぱり大好き感が伝わってきました

今回の対談ではお母様と玉三郎さんのお話しが多かったように感じます
好きな人の話しになると本当にニコニコ嬉しそうで聴いていても、ほっこりしました

ちょっとお話しが行ったり来たりしていて申し訳ないのですが獅童さんの写真を観ながらの解説の後は獅童さんと仲が良い役者さんの写真(と篠山さんがおっしゃっていました)を観ながらの解説
玉三郎さんのお話しは殆ど、この時のものです

勘九郎さん、七之助さんや猿之助さん、海老蔵さん、愛之助さんのお写真や瞼の母の秀太郎さんのお写真もありました

秀太郎さんの水熊のおはまの写真はビックリした様子で何かを語りかけているようなもので多分、息子の忠太郎が訪ねて来た時のお写真かと思うのですが女形さんの美しいお写真とは、また違った感じです

リアルな感じの生き生きしたお写真と美しく撮れたお写真、両方を比べて選んで貰ったそうなのですが結局、リアルな方のお写真を選ばれたとか

坂田藤十郎さんに、お写真を選んで頂く時なども、ただ美しく写っているものより、お役になっている写真を選ばれるそうです
いろいろお写真を見比べながら「コレ可愛い~ラブラブ」とかおっしゃるんだそうですよ
そのお姿を想像すると、それこそ可愛い感じがしてしまいます
( ´艸`)


さて、今回も長くなりました(笑)
まだ続きが少しあったりするので取り敢えず、ここで切ります(;^_^A

「3」に続きますので、もし良かったらもう少しお付き合い下さいませ
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ