どいうふうに生きてきて
どのように死んでいくのか
生きてきた過去を振り返るより
生きていく未来のほうが短くなった今
今日か、明日か はたまた もっと先か
三十代や四十代には考えもしなかった 自分の死について
日々、想いをめぐらすようになった
可愛い孫たちの成長に目を細める ということは
自分が 確かに老いていく 証し
人の誕生は
指折り数え 整った状態で迎えられるけれど
人の死は
一瞬なのか 永らえるのか 誰にも予測できはしない
今 自分が見ているすべてのもの
今 自分が感じているすべてのもの
今 自分が愛しているすべてのもの
今 自分が触れているすべてのもの
何もかもが 無くなるのに
何もかもが 存在していく
自分だけが 存在しなくなる 現実
それでも 人は 生きていく
せっせ せっせと 生きていく