亡くなった父の名前は 達郎 という
長男は 市右衛門
長女は 次に産まれたから つぎ
三男が 三郎
四男が 四郎
五男が父で 何故か五郎じゃなくて 達郎
六男が 六郎 と書いて りくろう
全く 順番そのまま 

父の兄弟は この六人だけ だけど
七郎 っていうのが 近所にいたらしい
その家は 子供が 育たなかった為に
何人目かに 産まれた子を
父の家の前に 捨てて
名前を付けてもらい しばらく育ててもらったらしい
そのお陰かどうか 分らないけど
その人だけ 長生きしたそうな
私の祖父は
菊造 って名前だったけど
近所の人や 親戚の人は
よきやん って呼んでいた
先祖の洋吉 って人に 似てたとか らしいけど
菊造 って呼ばれてるのは 聞いたことなかったし
私らも よきやんの孫 って言われてたから
祖父の名前が 菊造 ってことを意識したことって
なかったなぁ 
私は というと
父が付けてくれた名前は 瞳 だったんだけど
出生届けを 出しに行った叔母が
役場の窓口で 真弓 にしたんだって 
今の時代じゃ 考えられないね 
姓名判断とか 字画とか いうけど
名前が 変わっていれば 人生 変わってたのかな
名前で 人生が変わるなんて 思えないけどな
