ロンドンでふらりと吸い寄せられるように入ったイタリアン。
店員さんの感じがすごく良くて、お店もおしゃれで、ごはんも美味しい。
食事が始まる前に、店員さんが植木をボンっとテーブルに置いたので、
何が始まるかと思えば…
フレッシュなバジルオイルを目の前で作るパフォーマンスでした。
テーブルの上で、バジルの剪定をして、オイルに入れ、店員さんはドヤ顔で去って行きました。
バジルのいい香りがフワ〜っと広がり、幸せな気分。
注文したのは、王道なピザとパスタ。
ヨーロッパではパスタは前菜なんですよね?
それでも量はたっぷりで、そして麺がめちゃくちゃ太い。
人生で一番太いパスタでした。
先ほどのバジルオイルは、パンにたっぷり塗って味わいました。
イギリスのイタリアン、店員はおそらく全員イタリアーノ。
トイレに行く時に厨房の横を通ったら、男性の合唱が聞こえてきて
とっても陽気な職場で思わずにやけてしまいました。
食後にはビスコッティーがたくさん入った瓶を無造作に置き、ウインクして去って行きました。
カワイイ。
お腹がいっぱいになった後は「Harrods」へ。
「Harrods」は世界最古の歴史のデパートだそうで、昔は海外の富豪が飛行機で買い物に来ていたそう。
特にお買い物はしませんでしたが、「Harrods」オリジナルブランドは、
どこかしら英国を感じるデザインで、とってのお上品でした。
「Harrods」付近の景色が、また何ともおしゃれで何度も撮ってしまいました。
ノッティングヒルの恋人や、ラブ・アクチュアリー、パディントンの世界が
目の前に広がっていて、観光地を見るよりも大感動してぼーっとこの道路を眺めていました。
お腹いっぱい、胸いっぱいのロンドンの夜でした。
(もう8時すぎてるのにこの明るさ!)