さて1幕の記事に引き続き
韓国エリザを“見た”だけではわからない
台詞や歌詞で説明している部分をまとめてみましたo(^-^)o

日本版に基づき書いているため
若干の相違はあるかもしれませんが
よかったら参考までに(^^)

<2幕>

●「キッチュ」=まがい物

2幕冒頭、ルキーニが客席から登場し
手拍子で盛り上がる曲ですが
これがなかなかにブラックな歌詞なのです。

シシィ(エリザベート)の絵葉書を手にするルキーニですが
「よく出来てるだろう?でもニセモノなんだ」
と話し始めます。

「ホントの話シシィはものすごいエゴイスト
 ゾフィーに勝ち、息子を奪い返してはみたものの
 自分の手では育てず人にまかせきり
 スイスの銀行に隠し口座を開いてたチャッカリと
 聞きたいことと違うだろう
 真実なんて汚いもの」

…とこんな内容です。
この歌詞を知らなければ、
シシィは善良でかわいそうな女性に思えますが
事実はそうでもなさそうな…
育児放棄や隠し口座など
なぜそうしたのかは描かれていないので
観客は想像するしかありません。
(ちなみに日本版プログラムによると
シシィの育児放棄は最初からだそうで
ゾフィーはやむなく育児教育をしたようです)


●戴冠式~私が踊る時

オーストリア=ハンガリー帝国が成立、
フランツがハンガリー皇帝に即位します。
自治権を認められたハンガリー国民は
自由主義でハンガリー贔屓のシシィのお陰だと喜びます。

そこで歌うのが「私が踊る時」、
シシィとトートのデュエットです。(一部略)

(シシィ)
「勝ったのね 私
 人に認めさせた
 誰のためでもないわ
 自分のためにしたの
 人形のように踊らされた私が
 自分の道を見つけた
 一人でも私は踊るわ
 踊りたいままに好きな音楽で
 踊る時は 命果てるその刹那も
 一人舞う あなたの前で

(トート)
「どんなに強く拒んでみせても
 いつか俺を求める」


●淋しいルドルフ(「ママ、何処なの?」)

シシィは留守がち、また育児放棄しているため
ルドルフはいつも孤独です。
そんなルドルフの前にトートが現れ
「僕は友達だよ。呼んでくれれば必ず来てあげる」
と歌います。

衝撃なのがルドルフの歌詞で
「僕はなるんだ強い英雄に、昨日も猫を殺した」
と歌っています(>_<)
厳しい教育と淋しさからくる歪みなのか
トートに魅入られている影響なのか…

「勇気試したんだよ、でもちょっと可哀相…」
と続きますが、この出来事を盛り込むからには
何らかの異常さを表している気がします。


●精神病院

シシィは精神病院を慰問します。
劇中では説明はありませんが
精神病患者に強い関心を持ち慰問をライフワークにしていたようです。

病院でシシィになりきっている患者がいますが、
シシィは次のように歌います。
「私が本当に貴女ならよかった
 束縛されるのは体だけ
 貴女の魂は自由だわ
 私が戦い続け、手に入れたものは何?
 孤独だけよ
 耐えられず気が狂いそうになるの(略)
 私にできるのは強い皇后を演じることだけ…」

何とも切なくやるせない歌詞ですよね(>_<)
韓国の二人のシシィの歌は歌詞がわからなくとも
哀しみ苦しみが痛いほど伝わる絶唱でしたが
歌詞がわかるとまるで胸に刺さるようです(:_;)


長いので一度送信します~。
続きはまたこの後で(^O^)/