84歳、要介護2、独居の母。

 

 

緊急入院して要介護になってから12年目、それをきっかけに年金が入る通帳を預かって、私が金銭管理をしています。

 

 

2025年4月〜2026年3月分の収支をまとめてみました。

 

 

年金収入(手取り) 約194万円

支出         約170万円

収支        +24万円

 

と、黒字の結果に。(住居費は除く)

 

 

しかし、これは

年金収入のほとんどが遺族厚生年金

であること

この恩恵についてはこの記事にまとめました

 

→それによって

住民税非課税世帯、区分Ⅰ

に該当すること 

 

の恩恵があるからだということが改めて浮き彫りになりました。

 

 

 

要介護の母は、指定難病含むたくさんの持病を抱えており、命に関わるわけではないけれどQOLが著しく低く、1人で外出もできず

 

沢山の服薬をしながら、沢山の痛みや不便と付き合いながら生活しています。

 

 

毎日毎日をなんとか「こなして」「生きていく」ため、最低限の物を購入する程度なので、かなり質素な生活ですが

 

代わりに必要なのが、医療費介護費です。

 

 

ここで効いてくるのが、住民税非課税世帯であること。

このおかげで、かなりの支出が抑えられているのです。

 

 

 

 

  住民税非課税世帯という恩恵

 

介護費 

現在、要介護2、介護保険のほぼ上限を使っています。

・ヘルパー 週4日

・訪問看護 週1日

・訪問リハビリ 週2日

・用具レンタル(介護ベッド、手すり、歩行器)

・ショートステイ(年末年始)

・介護タクシー

 

ですが

 

住民税非課税世帯のため、負担割合は1割

 

そして、高額介護療養費月の上限が15,000円なるため、

年間の介護費上限額は18万円です。

 

こんなにサービスを利用して月に15,000円って安くないですか?

めちゃくちゃありがたい……を通り越して申し訳ない気持ちも…

 

 

医療費 

・訪問診療 月2日 

・指定難病含む5つの科の定期的な総合病院での受診

・歯科

・大量の薬の処方(薬局の訪問)←これだけで年間100万余裕で超えてると思う…

 

と、かなりの医療のお世話になっています。

 

が、こちらも

 

住民税非課税世帯のため、負担割合は1割

 

そして、高額療養費制度により下記が自己負担上限額となります。


月:

通院のみの場合 8,000円

入院+通院 15,700円

※母は指定難病があるので、それに関しては5,000円が上限額となります。


年間:

通院のみの場合 9.6万円

入院+通院 18万円

 

 

高額医療・高額介護合算療養費

母は、介護費も医療費も、1割負担のほぼ上限に達していると思われます。

 

ここで、更に

 

高額医療・高額介護合算療養費

 

として、年間の医療費+介護費の上限額が19万円

を超えた分は還付されます。(届出要)

 

 

母は還付がなされていたので、

年間の医療費+介護費は約19万円だった、ということなのでしょう。

 

※入院時の食事代、差額ベッド代や病衣レンタルはこの中には含まれず自己負担です。

ですが、節約のため差額ベッド代がかかる部屋には入院したことはありません。(そりゃ、個室がいいに決まってるけど)

病衣はレンタルしますが最低限のもので、オムツは持ち込み可なら私が持って行きます(値段が全然違うので…)。病衣レンタル代を含めれば、昨年度の合計は約20万円になります。

 

 

これだけの医療、介護を受けていながら、年間19万円……これがまさに「住民税非課税世帯」の恩恵だと再認識しました。

 

 

 

もし、住民税非課税世帯でなかったら

母の身体の状態で、住民税非課税世帯でなかった場合を検証してみます。

 

一律2割負担となるわけですが、負担額の上限が上がるため、介護費も医療費も倍では済みません。

 

 AIに表にまとめてもらいました。

 

 

母の年金が全て老齢年金だった場合、おそらく年金収入の額面で197万円

「年収約210万円以下」なので

 

住民税非課税世帯、区分Ⅰの負担額19万円から

市民税課税世帯の負担額56万円

になるので、39万円も増額。

 

 

昨年度は24万円の黒字だっため、赤字に転落。

 

 

年金だけで医療費・介護費・生活費の全て(住居費を除く)を賄うのは無理だった、ということになります。

 

 

 

 

感想

分かっていたことではありましたが、「住民税非課税世帯」になることで、医療費と介護費についてはかなりの恩恵が受けられます。

 

 

(介護費については、介護認定されて介護度が付けば…という条件付きですが。この隙間に落ちてしまう人も多い現実はあるとは思います。)

 

 

日本の社会保障制度は、低所得世帯に対しては手厚いということを改めて実感し、母に関してはとてもありがたいことだと感謝しています。

 

 

ですが、このことが、現役や中間層の負担を重くしていることも事実なんですよね。

 

 

そして、母の場合は、遺族厚生年金というのがかなり効いています。

夫(私の父)の理不尽に耐えて離婚しなかった賜物とも言える…😅

 

遺族年金が非課税であること

→税金、社会保険料の優遇

 

遺族年金が非課税のため住民税非課税世帯となる

 

住民税非課税世帯であること

→医療費・介護費の負担額の優遇

という、老後の安心を手に入れられたわけです。

 

 

しかし、私達世代の老後に、この「遺族年金の非課税」が続いているとはとても思えません。。。

だって、遺族年金がいくら多額であっても住民税非課税世帯になれるっておかしくない?って思う人は多いですよね?

この記事を読んで、モヤモヤする人はいる気がします。。。