今回の冬クールドラマも最終回を迎えました。

 
ドラマ視聴は私の趣味の1つですが
なかなか落ち着いて観ることができないため
 
TVerを利用して、家事をしながらの「ながら観」(しかも1.25〜1.5倍速💦)をしています。
 
視聴していた中からいくつか、ドラマ好きの私の勝手な感想、つぶやきです。
  


『君が心をくれたから』
初回の初恋のエピソードが昭和?と思うようなベタだったり気恥ずかしい内容(校内放送で夢や好意を語っちゃう場面とか)でちょっと…と思ってしまい驚き
その後の五感を失っていく展開に希望を見出だせず、暗すぎてもう観るのやめようかな…と何度思ったことか…笑。
でも、回が進んでいくにつれ、永野芽衣さん演じる雨が、五感をどんどん失っていくのに反比例して性格がどんどん明るくなっていきましたね。そして、ラストで山田裕貴さん演じる太陽が、自分の命の代わりに心(五感)を雨に返す選択をするのは、私はすっきりした終わり方だったと思いました。
最初に戻ったけど、でも、この日々があったから、雨はかなり精神的に成長し、これから強く生きていける未来が見えて、私はこの結末は満足です。
 

『さよならマエストロ』
私の好きな分野のドラマです。でも、すごく良かった!というのでは残念ながらなくて、普通に良かった、という感じです。
役者さんは好きな人が多く、オーケストラの演奏シーンはやっぱり好きだし、ところどころ感動シーンはあったので、その都度、涙腺の弱いお年頃の私はもれなく感動して涙していました。
なので、「普通に良かった」ドラマです 笑。
 

『春になったら』
がんで余命3ヶ月の父と3か月後に結婚する娘の、笑いあり涙ありハートフルコメディ。仲良し父娘の3ヶ月を描いていますが、こちらもテーマ的に涙することが多かったです。
自分がどう生きてきたかというのは、人生の締めくくりの時が答え合わせになるのでしょうね…いい人生だったと思えるように、悔いなく生きたいものです。
最終回は、きっと結婚式と生前葬を一緒にやるんだろうな、と予想はしていましたが、その通りで、でもこれっていいですよね。参列者全員の心に残る式だと思います。
温かいドラマでした。
 
 

また、今回のドラマでは、アラフィフ世代が共感しそうな作品だと思われるものが2作品ありました。
 
『不適切にもほどがある!』
昭和のアイドルやら社会情勢やらも全部分かり(笑)懐かしささえ覚えました。
正確には自分が若者の頃の父親世代が主人公(娘の純子が同世代)ですけど、昭和のあるあると令和のあるあるは両方分かるので、面白かったです。
どの時代にも、いいところもあればやりすぎなところもあり…令和の常識が未来には不適切になるのかもですよね。どちらが良い悪いで片付けずに、寛容になることも大事というメッセージ性があったと思います。
 
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか』
主人公の、自分の昭和の古い価値観をいい方にアップデートさせていく成長ぶり(?)が素晴らしいですね。同世代の中でもかなり理解のある人になりました。
そうしていくことで、家族や職場の人間関係もうまくいくようになりましたね。
こちらのドラマの方が、多様性の時代を認めるべく、価値観のアップデートをしていく必要性を感じさせられる内容だったと思います。
 
両方とも、観ていて共感できることも多く、笑いあり、ジーンとするところあり、考えさせられるところあり、と、面白いドラマでした。
タイトルで「食わず嫌い」しなくて良かったです笑。


時代に合わせてアップデートしていく必要はありますが、私たち世代は昭和・平成・令和と3つの時代を経験しているので、それぞれの時代のいいところを取り入れられるように視野を広く持てるといいですね。

それが世代を越えてよりよい人間関係を築いていく秘訣なのかもしれません。

 


番外編として、NHK朝ドラ
『ブギウギ』
 
これは面白かったですし、私、よく泣いたな〜おねがい
数あるステージのシーンはどれも見入ってしまいましたし、最終回は号泣でした。
趣里さん、めちゃくちゃはまり役だったと思いますニコニコ
 

4月からのドラマも楽しみにしています飛び出すハート