図書館の電子書籍サービスで予約してから
半年位経過していた本がやっと借りられました。
『佐藤優の地政学入門』
「地政学」とは
「ある国の地理的要素をもとに、他国との関係性や国際社会での行動を考える学問」
だそうです。
地理的条件がその国の政治・軍事・社会に影響を与えるわけですが
地理は大きく変化することはないので
世界と政治を最もシンプルに理解することができる
とのこと。
なるほど…🤔
この本は人気のようで予約がたくさん入っており
2週間で自動返却になってしまうため
この三連休を使って読みました。
結論から言うと、読んで良かったです。
物事って背景や理由を知ることで理解が深まることが多いと思うのですが
歴史的な出来事や最近の時事についても然りで
読んでみて腑に落ちることもあり
とても興味深く、面白く読めました
理解できると興味も持てますよね
はるか昔ですが
大学受験時に世界史選択だったこともあり
聞いたことがある・知っている用語が多くて取っつきやすかったというのもありますが
図解が多くて分かりやすい本でした。
地図や地球儀を片手に読むと、
なるほど~…と、更に面白く感じました
世界史の勉強は
「単に用語を覚えるのではなく、ストーリーとして理解すると記憶に残りやすい」
「地図や図説や年表を利用して、視覚からもアプローチすると理解が深まる」
と言いますし、実際その通りだと思いますが
その助けにもなると思うので
大学受験で地理や世界史を使うつもりの人は
本格的な受験シーズンの前に
読んでみるのもいいかもしれません。
うちの子達もそうなんですけど
もっと世界情勢やニュースに興味をもった方が
いいと思うんですよね…
この本の内容を少しでも知っていると
日々のニュースに触れた時に興味をもつことが出来るかもしれないですし
入門編なので
教養として中高生以降の人は読んで知っておくといい内容だなと思いました。
私は面白く読むことができました