80歳の要介護2の母は、とある指定難病持ちです。
発症してから、かれこれ30年位だと思います。
「難病法」により、医療費助成の対象となるため、
数年前から、申請して
「特定医療費受給者証」
を交付していただいています。
この、「特定医療費受給者証」の更新手続書類が届いたと、母から連絡がありました。
年に1回、更新手続きが必要なのですが
これが
めちゃくちゃ面倒なんです。
必要な書類は人によって違うので
確認チャートを見ながら確認するのですが
この時点で高齢者にはハードルが高いと感じます。
そして、提出書類について毎年思うこと。
・年金の受給金額が分かる書類
・指定難病に係る直近12ヶ月分の医療費総額が分かる書類
以上2点については、紐付けできないものかといつも思います。
役所に提出するものって大体そう思う。
マイナンバーカードを作らされているのだから、それらの手間を省ける位のメリットが欲しいものです。
・主治医の診断書(臨床調査個人票)
これ、毎年出す必要ある??
と思います。
軽快することがないから難病なんじゃない?と。
総合病院の主治医に依頼してから出来上がるまでに時間がかかるし、診断書のお金も、取りに行く手間もかかります。
母の介護認定なんて、こちらから区分変更しないと3年も有効なのに、難病指定も3年位有効にして欲しい…
そして、これらの書類を揃えて提出は
多くの後期高齢者は一人では無理なのでは、と思います。
うちの母は無理です。
とにかく、書類の細かい字を見るだけで、
「何だかよく分からないわ」
と、読もうとする気が失せてしまう
なので、私が書類一式を預かって一通り熟読し
必要なものを確認して揃えたり
依頼するものを分けたり
「記入する欄はここで、何を記入するか」
を伝えて記入してもらったりし
必要書類が揃って封筒にまとめたら
私が郵便局に出しに行かなくてはなりません。
子どもの手助けのない高齢者はどうするんでしょう…
こういった手続き一つとっても、長生きすることって本当に大変だな…とつくづく思います。。。