志望校の決定について以前、大学4年の上の子については下記の記事で簡単にまとめましたが
大学1年の下の子の場合を振り返ってみます。
塾なしで公立中高一貫校に入学後、
深海に沈んだ我が子。
下の子の中学では、何故か模試(ベネッセ)は得点と校内平均点しか載っていない個票を配る方針でした(先生は偏差値や順位も載っているのを持っているので、聞けば順位は教えてくれたみたいです)が、英語と国語は校内平均より下、数学は平均近辺を行ったり来たりという感じの成績でした。
中学で、理科の先生の影響で理科が好きになります。
おかげで
理科だけは中学のうちから得意科目となり、
理科だけは(笑)学年上位争いをするほどに。
(模試に理科はないので、定期テストの得点)
高校生になると
理系の大学の、興味を持った物理系の学科を目指すことになりました。
物理と化学が得意だったため、理科が2科目の方が本人的には有利と思っていたようです。
(英弱ということもあり)
自宅通学の国公立を第一志望としていたので、
前期、後期は選択肢もそれほどなく、
その時の実力によって
・前期A大学、後期B大学
・前後期共にB大学
の2パターンしか出願校を考えていませんでしたが、
(結果的に、前期A、後期Bと決めました)
問題は私立の併願校をどうするか、です。
(浪人は考えていなかったので)
高1の頃から私立に関して考えていたのは
憧れとして
→早慶
現実的には
→理科大に行ければ御の字
最低でもMARCHに行ければ成功かな
という感じ。
そして高2の終わりの頃も、私としては
この「現実的な着地点」の認識は変わりませんでした。
(国公立も、B大学に行ければ御の字)
ただ、本人は、高2の共通テスト同日模試辺りから少しずつスイッチを入れてきたようです。
で、本人の中では「私立は最低でも上理」となります。
とはいえ、上智は純粋な一般試験がないので
(共通テスト利用、共通テスト併用、TEAPスコア利用型の3つ)
最初は考えていませんでした。
本人的に
「共テ利用で、とりあえず理科大を押さえて安心したい」
という意向がありましたが、理科大の入学金振込締切日はめちゃめちゃ早いんです。
早慶の合格発表よりも前、そして、入学金も20万の大学が多い中、理科大は30万。
万一早慶が受かったら、国公立の前に入学金を2校50万を入れることは避けたい…
本人は
過去問を解いてみて、←過去問との相性は大事です!
理科大の一般(B方式)は合格する自信がある
と言います。
そして、
練習のためにも一般は受けるよ
と。
だったら、理科大は一般だけでいいじゃん
と私は言ったのですが、
「共テ利用でとりあえず理科大」は譲れない、
塾にお金かかってないんだから(50万捨て金になったとしても)いいじゃん
と言われ←確かに塾行ってないけどさ、それとこれとは別では…?
そこで浮上したのが、上智の共通テスト併用でした。
合格発表日が、理科大の共通テスト利用の入学金支払締切日と同じ日なので、
「最低でも上理」なら、上智が合格すれば、理科大は振り込まなくていい。
上智の共テ併用の入学金締切は早慶の合格発表後。
(ちなみに共テ利用だと早慶の合格発表前なので、出願はしませんでした。)
上智といえば「英語」のイメージがあったので、
英弱の我が子には不利かな?と思ったのですが、
調べてみると共テ併用は、
「英検2級でも共テ英語に5~10点加点(スコアによる)」という、信じられない制度が!
準1級じゃないですよ、2級ですよ!
(ちなみに準1は10~20点加点)
英弱な我が子、2級までしか持っていませんが、
2級で加点がつくなんて…しかも10点も…とびっくり
共通テストで+10点は大きいです!!
そして、共通テストの配点はそれぞれ圧縮して
英80 数1A30 数2B30 理60
独自試験
数100 理100
この合計となり、英語は共通テストのみで全体での配点が低いので、
・英弱の我が子もいけるのでは?
というのに加えて
・独自試験が数理だけなので、練習にもなるし、それほど負担もないかも?
と思って提案し、受けることとなります。
最終的な受験校はアメンバー限定記事でまとめます。