中学校進学の際、うちの子は2人とも、首都圏公立中高一貫校のみを受検し、塾なしで合格しています
塾なしで受検した理由の一つは、上の子はそもそも通塾できる環境になかったことです。
そして、経済的にも、公立の中高一貫校ができなければ、中学受験を検討することはありませんでした。
うちは、夫は大学まで国公立、私は大学のみ私立で、夫婦共に中学受験の経験がなかったこともあり、
公立中学→(できれば)公立高校→大学
のルートが普通の感覚でした。
また、上の子が小学校卒業まで、夫の転勤で中学受験熱のない地方都市に住んでいました。
友達が首都圏に多くいたので、中学受験が増えていることは知っていましたが、自分は地方にいるので完全に他人事です。
小6の1月から中学受験が終わるまでは、学校を休む子が多いと聞き、驚いたものです
でも、中高一貫校の良さ、というものも、聞けばなるほど、思うことも多かったです。
私自身、通っていた公立中が好きではありませんでした。
(当時、四大まで進学した割合はおそらく学年の1割いたかどうか…という中学です。)
高校で進学校(今でいう自称レベルですが)に通うようになると、普通の公立中にありがちな、
・頑張っている子や真面目な子をバカにする
・悪ぶるのがカッコイイ
というような風潮が一切なく、色々な子がいましたけど、みんなそれぞれを尊重し、いじめもなく、大人な対応の子ばかりでした。
ある程度の線引された社会(という言い方は適当ではないかもしれませんが)にいれば、こんなに過ごしやすいんだ…と思いました。
多感な中高時代に、恵まれた環境で学生時代を送れたらいいだろうなぁ
とはいえ、中学から2人私立は経済的に厳しいし、そのための塾も高額。
社会の縮図と言われる公立中である程度揉まれる経験も必要かも?
そもそもここは転勤先の地方なので中学受験は現実的ではないし、普通に公立中→公立高を目指して大学受験すればいいと思っていました。
続きます