私はものを書くことが好きだ

すっかり忘れていたのだけれど

 

 

「note」というアプリの存在を知って

閲覧するようになってから

思い出したのだ

 

 

書く楽しさを初めて知ったのは

思い起こせば

小学校1年生の時の読書感想文だ

 

何の本だったかは思い出せないが

「手のひら文庫」という

学校から団体で応募する

読書感想文のコンクールで

何かしらの賞をもらった

 

本の感想を自分なりに表現し

とても満足した内容を書けた記憶がある

 

それが「賞」という形で還ってきたのだ

 

記憶に残らないわけがない

 

マッチ箱より小さな白い箱に

小さなバッジが入っていて

箱には

「手のひら文庫 読書感想文コンクール

 ○○賞」

などと書かれていた記憶がある

 

今も「手のひら文庫」のコンクールは

あるようだ

 

バッジはクローゼットのどこかに

今もあるのだろうか

 

 

 

その次の書く楽しさという記憶は

文通である

 

転勤族の家に育った私は

引っ越し・転校するごとに

文通相手が増えていった

 

手紙が来る嬉しさと同じぐらい

書く楽しさがあった

 

遠足

学芸会

クラブ入部

一輪車を始めた

等々

今でいうインスタのように手紙に書いたものだ

 

小学校の高学年ともなると

いかに多い枚数の便箋を使って

手紙にしたためるか・・・

 

なんだか目的が違ってきてるとも

言えなくはない

 

 

 

高学年といえば

その時の学級通信には

毎日誰かの作文が掲載されていた

 

全員の作文が順番に載るのである

 

「人に読まれるための作文」

 

しかしまだ小学生だ

人の目を意識した文章など書いてはおらず

自分の思いの丈を

十分に書いた

 

 

今純粋にそれができるかと聞かれると

答えはNOだ

 

そんな「もの書き」ができる

自分と対面してみたいと思ってしまう今日だ