6月に入り、初めての外来受診。

今回は、1人で行きましたニコニコ


相変わらず待ち時間の長いS先生の外来照れ


今回も安定の2時間待ち!笑



S先生「こんにちは。お身体の調子はいかがでしょうか?」

私「動悸と息切れはまだ続いていますが、先週よりは少しマシに思います。」

S先生「そうですか!それはよかった。足の浮腫も、ないですね!エコー、見てみましょうか!」


エコー台に上がる。


S先生「心臓、今日も元気に動いていますよ!ほんとに頑張り屋さんですね!
太ももの骨も、週数相当に大きくなってます。すごいなぁ。
お水の量は・・うーん、横ばいか、やや増えたか、という感じですかねぇ・・。」



私「そうですか・・あの、お名前を付けてあげたくて・・性別ってわかりますか??」


S先生「あれ!性別まだでしたか!それは大変!見てみましょう!」


・・その後5分くらい?粘ってくれましたが、体勢と角度で全然見えず・・


S先生「すみませんー。粘ってみたんですが見えませんでした・・また今度見てみましょう!」


私「はい。お願いします。」



S先生「今後ですが、来週か再来週の外来の時に、いちど赤ちゃんの心臓のエコーを受けてもらおうかと思ってます。心臓、すごく元気に動いてくれてるけど、心臓だけをじっくりみている訳ではないので、何か問題があることも考えられますので・・。
エコーは小児科の先生にお願いします。
あとは、何か聞いておきたいこと、ありますか?」


私「あの、胸水とかって、抜いてあげることはできないんでしょうか・・?」


S先生「そうですね・・そう思いますよね。僕たちも、とっても抜いてあげたいです・・ですが・・

胸水を抜くとなると、方法は2つあります。

ひとつは、針を刺して一時的に抜く方法。

この場合、一時的には抜けますが、恐らくすぐにまた溜まってきます。
それから、mayuさんの胎盤はお腹の前面にあって、赤ちゃんの胸を狙って針を刺すのは至難の業です。
胎盤を傷つけたら、出血したり、もし剥がれてきたりしたら、mayuさんの命に関わります。

もうひとつは、バスケットカテーテルというものを、片側を赤ちゃんの胸に置いてくる方法。継続して胸の外へ水を出してあげることができるものです。
こちらは、この子のむくむく具合が結構酷くて、皮膚がお水のせいでだいぶ厚くなってしまっているので、単純に胸腔内まで届かない可能性が高いです。
カテーテルのサイズが決まってしまってて、それ以上のサイズがないんです・・そして、こちらはより難しい手技になります。

なので、胸水を抜いて得られるメリットと、デメリットを天秤にかけると・・どうしても、おすすめはできないです・・」


私「そうなんですか・・」


あぁ、やっぱり何にもしてあげられないんだ・・

このまま見守るしかできないんだ・・・


ショックな気持ちに、ずーんと支配される。


S先生「今日、心理士さんとお話してみましょうか、ということでしたが、どうでしょう?呼んでみても大丈夫でしょうか?」

私「はい、大丈夫です。よろしくお願いします。」


S先生「よかったです。凄腕の心理士さんなので、何でも話してくださいね。
では、お呼びしますので、待合室でお待ちください。」


私「はい、ありがとうございました。」