前投稿では出産の計画を時系列で淡々と書きましたが
次は番外編というか、補足として各段階で起きた細かなことや気持ちを書いてみようと思います


まず入院したところから…


朝入院のため病院に着くとLDRの部屋に案内されました

同意書や診察券等を渡して、1日の流れの説明を受けました

「本日日中を担当させていただく〇〇です」とかわいらしい助産師さんが挨拶をしてくれました

この助産師さん、見覚えがありました

妊婦健診時に体重を見て
「あまり増えてないので、増えないのも良くないので…がんばって食べてくださいね」
「量が無理なら高カロリーなものを食べてください」と言ってたんですが

医師が「いやいや、無理に増やさなくていいから!赤ちゃんが順調に大きくなってるんだから無理にお母さんの体重を増やさせる必要ないよ」

と、一悶着有り。

あー、あの時の若い助産師さんだ!とすぐ気づきました


まず、入院してから
手術着に着替え
手首にIDを付け
検温、血圧、点滴をし
手術室からの呼び出しを待ちます

この点滴…
助産師さんがなかなかできなくてかなり怖かったです

左手見て、右手見て、また左手見て、また右手見て、さすって、縛って、アルコールで拭いて、またさすって、またアルコール

迷いに迷って「右にします!!!!」と。

まあ、いいんだけど、そんだけ迷われたら怖いわ!
ちなみに私は採血等で血管が見えにくいとか取りにくいと言われたことは一度もありません

「手術用なんで、太いので痛いです!長いです!」と宣言した後に刺してくれました

頼むからオロオロしないで堂々とやってください


次に、麻酔科から呼ばれたので手術室へ移動です

点滴を押しながら助産師さんとエレベーターに乗って移動です

手術室について、私のことを引き渡す際もオロオロ

「あ、えっと、〇〇さんです、えっと、スリッパ履き替えですよね?」
「あ、これ、書類と…」

もう終始オロオロ

「そこに立ってたら邪魔だよ」とか言われてるのを見てるのつらかった


無事に手術室に入り、
テキパキと指示してくれる看護師さん達のおかげで少し安心でき
台の上に乗って横向きになったところで麻酔科医の先生登場

自己紹介と挨拶をしていただき
和ませるように軽く世間話的なお話をしながら進めてくれて緊張がほぐれました

最初に麻酔を打つから、その時チクっとするけど
その後は全く痛くないからね!と言われたので硬膜外に打つという恐怖は薄れ
「チクっとってどのくらいですか?」と聞いたところ

「うーん、100人いたら1人くらいが痛って声漏らすくらいかなぁ」
「だいたい、思ってたより全然痛くなかったて言うよ」
「痛かったって言う人は歯医者の麻酔みたいって言ってたかなぁ」
と、具体的に教えてくれたのでイメージができて恐怖心は減りました

実際、点滴の針刺す方が痛かったです
腰の麻酔はインフルエンザの予防接種よりも痛くなかったです

麻酔の後の硬膜外に管を入れるのは本当に全く痛くなく、ただなんか押されてる感じだけはわかりました

テープを貼って、試しの薬を流してみて終了

終わったらストレッチャーに乗せられて寝たまま部屋まで移動です

手術室の前で待機している助産師さんにバトンパスされLDRまで戻ります

さて、このポンコツ助産師さん(あ、すみません)

エレベーターのボタンを押して私をエレベーターに乗せたのは良いものの
「開延長」ボタンを押してジッとしてます

「あの、これ、2人で戻らないといけないんでもう1人待ってます。ちょっと待ってくださいね」とのこと。

ふーん…と思ってたんだけど、続々とエレベーター使いたい人がやってきて、その度に「あ、えっと、ちょっと、すみません、待ってて…まだ閉めれなくて」

最初は「良いよ良いよ」て空気だった周りの方もだんだん「え?」て感じの変な空気に

終始オロオロの助産師さんは「あ、やっぱり一旦降ります」て言って1人でストレッチャーを(私を)引っ張って降ろすもんだからエレベーターの境目のところで大きくガタンガタンと2回引っかかる

…前途多難すぎる、この人


長くなったので続きは次回へ