「こんにちわ」


たった、一言の普通の挨拶から

それは始まった。


もう二度と戻ることは出来ない過去のアタシ。



アタシ「こんにちわ」


A(女)「こんにちわ」


B(男)「こんにちわ ここは初めて?」


アタシ「はい、初めてです よろしくお願いします。」


A・B「よろしくー」


思っていたより普通の反応

こんなに普通なんだ・・・と思った瞬間


B「オ○ニーする?」


唐突な問い。

え?え?と軽くパニックになる。

実生活ではアリエナイ問いだった。


アタシ「え?したことないです。」


B「そうなんだ、じゃー軽く胸でも触ってみようか」


ア「え・・・あ はい・・・」


もちろん、実際触るわけなんかない。

所詮と言っては悪いが、たかがチャット。

相手の目に触れているわけじゃない。


アタシは好奇心から逃れられず

Bに合わせて いくことにしたのだ。





アタシの恋は、いつでもeroにまみれてた。

誰の目から見ても

アタシ自身の目から見ても。



30歳のアタシ。

人のいい旦那様と二歳になる可愛い息子。

何不自由ない生活をしていながら

心の中にある、空虚感をただ、眺めていた。


その穴埋めをするかのように

ネットでの恋愛が始まる。


なにもかも、壊れてもいいかのように。



あるサイトのチャットルームへ入ったアタシは

何かに引かれるようにヤラシイタイトルの部屋へと入る。


チャットとは・・・・

全国各地からパソコンを通じて会話をするツール。

文字を打ち込みながら・・・コミュニケーションをとるもの。


もちろん自分自身がのめり込むとは思わず

好奇心が先にあった。


そこでは・・・数名の男女が文字で会話をしていた。


アタシ「こんにちわ。」


意を決して打ち込む。

ただ、眺めているだけのつもりだったのに・・・


ここから・・・アタシの転落は、始まったのでした。