動揺しすぎて・・・言葉が出なくなる。


「あぁ・・・恥ずかしくてたまらないんだね。

  俺の前では、可愛いマユでいたらいいんだよ。」


優しく諭されるように言われ・・・


「はい・・・」


返事をしていました。


「ほら。ジャー本当のことを言ってごらん。

  部屋で、指示されていて・・・ドキドキしていたんじゃない?」


「はい。していました。」


「じゃー・・・胸に手を置いてさっきと同じように。」


「はい・・・」


恥ずかしいのに・・・逆らえない。

アタシは、Bの・・・いえ・・・彼の声に集中し始めていました。






車の中で、ドキドキしていた。

逢ったこともない人に・・・電話番号を教えてしまった。


背徳心から、後ろめたい思いと

なにかしら、普通の主婦では味わえないような

感覚に落ちていた。


手の中で

携帯が振動し・・・ゆっくりと出る。


アタシ「も・・・もしもし?」

B「もしもし・・・マユか?」

アタシ「あ・・はい・・・初めまして」

B「フフ・・・可愛い声してるね」

アタシ「そんなことないです」

B「そうか?オレにとっては可愛いぞ?」


!!!!!!


なんって・・・

全く、言われたことない言葉に

恥ずかしい思いと

嬉しい思いと

二つの思いが・・・交錯していました。




B「そうだ!電話番号教えてよ?

   声聞きたいし・・・やっぱだめかな?」

アタシ「え?電話番号ですか?」


一通り世間話をし、

出身地や、どんな仕事をしていたか。

家族構成や、旦那に対する不満

いろんなことを話していた。


B「そう、番号。怖い?不安?」

アタシ「少し・・・」

B「じゃー命令。教えろ。」

アタシ「あ・・・はい・・・」


何故か命令口調で書かれると

自然と教えてしまっていた。


B「じゃ、声聞きたいからすぐかける。」

アタシ「え、あ・・・はい」


アタシは、家だったこともあり

主人に、「ちょっとコンビニ行って来る」と

言い残し、車へと向かった。


Bにもその旨は伝えてあったので

五分後に、携帯が鳴った。