それは一本の電話から始まりました。






お昼の1時30分頃、母から「○○ちゃん(私の名前)、○○君(弟の名前)が冷たくなってる。110番に電話して!」言い直して「119番に電話して!」と。






わけも分からず私は119番に電話をかけ、母に聞いた通りのことを話しました。






電話の声も身体も震えて弟が死んでしまったのかも?死にかけてるのかも?と頭の中では考えていました。






119番のあと、詳しいことを聞こうと思い、母に電話をかけたたのですが、同じようなことしか言わず、「すぐに来て。」と言われたので、ダンナに事情を話し(私は動揺していて涙声になっていました。)外に出ようとするとダンナに制止され、ダンナの運転で実家に行きました。






実家までは車で5分です。






着くと救急車は来ていて救急隊の人に何か言われたのですが、はっきり覚えていませんが、亡くなっているようなことを言われました。






二回に上がってみると、弟は両手を胸の前に出した状態で死後硬直をしており、顔の色はどす黒く変わり果てていました。





一目見て亡くなっているのがわかりました。






すぐに下に降りて救急隊の方が「警察に連絡したので間もなく来ます。」と言われ、少し経ってから警察官が来ました。






救急隊は入れ替わりのように帰りました。






妹達に電話をかけ、近くに住む妹は休みだったので間もなくきました。






警察官に事情を聞かれ、通報したのは誰か、自殺ではないかとか聞かれました。






何人もの警官が同じことを聞くのです。






一通り説明して、鑑識が来るまでに時間があったので取りあえず家に帰りました。






こんな時でもお腹は空くものですね。






昼食をとってなかったので急いで済ませて、実家に戻りました。






私が着くと鑑識の人が来ていて二回で検死をしていました。






母は調書作成のために色々聞かれて答えていました。






しばらく経って鑑識が降りてきて説明を受けました。







脳の方は異常がなかったということ、どうも心臓に異常が見つかったというか心臓に何かあったらしい痕跡が見つかったと言われました。






亡くなったのは早朝3時か4時頃ではないかと言うことでした。






恥ずかしながら派遣で仕事をしていた弟は毎日働いていたわけでもないので二回から降りて来なくても母にはわからなかったのでした。






今日は母が午前中出かけていて、父も出かけていたので発見が遅くなってしまったのでした。






母は自分を攻めていましたが、鑑識の話を聞くとあまり苦しまずに亡くなったのだし、寝ている時間に亡くなったのだから母にもどうにかできたわけではないんです。






そうは言っても母は自分を攻め続けるんでしょうね。






弟は去年の年末に41歳になったばかりでした。






我が家で一番末っ子の弟、あまりに不憫で可哀想でなりません。






こんなことをブログに書くのは躊躇しましたが、記録に残しておきたいと思い書くことにしました。






人の命は儚いですね。






私だっていつ亡くなるかわかりません。






生きてブログが書ける間は続けていきたいと思います。






明日はお通夜、明後日はお葬式です。






不謹慎でしょうが、明日もブログアップしようと思います。






私が忘れないために……。






最後まで読んでくださった方、いるかなぁ?






あまりに暗い話でごめんなさい。






今夜はこれで終わります。