ある日、妹に…
すごく印象に残ってて忘れられない
お姉ちゃんの絵があるんだよね
と言われた
それは中学生の頃の美術の授業で
描いた水彩画…
妹は、中学生でこんな世界観の
不思議な絵を描くお姉ちゃんて
スゴイな
どういう気持ちで描いたんだろう
お姉ちゃんの中にある世界て
なんかスゴイな……
て思ってたらしい
どんな絵か私はまったく覚えてない
てことは多分…
誰からも特に何も言われなかったんだと
思う
(妹も当時、私に直接言わなかった)
聞いてみれば良かったな…
どんな想いで描いたのか…
あの時のお姉ちゃんに
と言ってた
どんな絵だったのか妹に聞くと
一枚の画用紙
真ん中で分かれて
全く違う絵が描いてあり…
半分はダァーーッと続いてる道
そこに1人の女の子がポツンと
立ってる後ろ姿
少し淋しそうにも感じる絵だったらしい
(妹的に)
もう半分は向きが逆で描いてあり
白い階段
そこに同じ女の子が1人
周りにはたくさんの時計
そんな絵だったらしい
とにかく不思議で
物語のようで
お姉ちゃんの世界観が
なんだかスゴイなぁ…
てすごく印象的で
ずっと忘れられない
とそんな風に妹に言われて
なんだかすっごく嬉しかった
へぇ…そんな風に思ってくれてたんだぁ
て
絵がスキなわけでもないし
得意なわけでもないし
上手いわけでもないし
ただただ…自分の世界を表現したのかもなぁ
なんて思った
今は友人が講師をしている
ヒーリングアートで自分を癒してる
絵のようで絵じゃない…
上手いも下手も関係ない
思うまま…手を動かして
思うまま…色を入れて
思うまま…消す
中学生のあの時の自分も
ついでに癒しちゃうか
いゃ…何を想って描いてたのか
覚えてないけどネ