氷川きよしが山川豊45周年コンサートにサプライズで登場!

 

その概要こそネットニュースになっていましたが、KIINAファンの方がその場での出来事を綴ってくださいました!

 

演歌フェス、新・BS日本のうた、歌の手帖...

演歌メディアとは距離を取っているように思えたKIINA

今春の明治座のコンサートにて(恩師の作曲家・水森英夫先生の前ではあの頃のKIIちゃんのままなんだな...)と感じましたが

こうやって歌手の先輩への恩も忘れずにいるんだなと、失礼ながら驚きました

 

しかも、それは仕事で便宜を図ってもらったとか、豪華な贈り物をしてもらったという話ではない

山川さんはデビュー前の彼を自宅に招き、食事を振る舞い、激励した

 

彼がスカウトされた1990年代は4人姫(坂本冬美、藤あや子、伍代夏子、香西かおり)の全盛期

男の新人は売れないという世間の空気

「売れない子をスカウトしないで!」というスタッフの文句が、彼の耳にまで届いた

そんな時代に、山川豊は温かく手を差し伸べてくれたのだ

 

ブログの内容で特に印象的だった部分を書かせていただきます💦

コンサートでのKIINA

西寄ひがしが「何か宣伝することは?」と持ち掛けるも、「今日は山川さんのお祝いだから」と固辞

お祝いに『きよしのズンドコ節』を1曲だけ歌唱

「今日は『ゆたかのズンドコ節』を。皆さん、ゆたかコールをよろしく」

 

前者は人としての姿勢

後者は、慎ましくも偉大な後輩から

自らのキャリアを使った

先輩への最大級のプレゼント

 

関係者席には、演歌歌手の神野美伽さん、石原詢子さん、徳永ゆうきさんらがいらしていたとか

 

私は石原詢子さんのディナーショーに昨年初めて行きました

それは楽しみにしていたのですが

いつもブログに登場するお友達歌手が大はしゃぎしていて…

MCには大きな声で突っ込みが入り

歌唱中に両手をあげて踊る様子が視界の隅でわかりました

さらにはマイクを持って自己紹介

新曲&ライブ告知

進行は遮られ、かなりの時間が割かれました

 

問題の歌手もこのコンサートに行かれたよう

彼女に限らず演歌歌手のみなさん

同業者のライブに行っては「勉強させていただきました」と話すけれども

このKIINAの振る舞いを見て、何か感じたかなぁ?というのは気になるところです😓

 

「辛い時でも泣き言は 口を結んで一文字(いちもんじ)

いつか必ず故郷(ふるさと)へ 錦かざって帰るから」

(松井由利夫 作詞『きよしのズンドコ節』)

この曲の一節

正直、笑っちゃうくらい王道だと思う

それでも多くの人の心を掴んだのは

彼がそれを実践するような人間だからかもしれない

 

KIINAとして新たな歌の道を模索し始めた頃

「氷川きよしは演歌が嫌になった」

さらには

「演歌に育ててもらった恩を忘れた」

なんて声も見掛けた

しかし水森先生や山川豊との関わりを見る限り、少なくとも後者ではないわけで...

ずっと親元で面倒を見てくれる子供はたしかに孝行息子だけど、

親元を出て仕送りしてくれる子供も、立派な孝行息子でしょう

 

「演歌は素晴らしい」「演歌を守らなければならない」「先輩の名曲を私たちが歌い継ぎます」

そんな声を出す歌手もいるが、彼はそれをしない

「犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ」「桃李不言下自成蹊」「実るほど頭が下がる稲穂かな」

色んな慣用句が頭に浮かんできて笑う😂

KIIちゃんはワンちゃんであり🐶桃であり🍑米です🌾ww

 

そもそも演歌というジャンル!

これは「動きが小さい、細かい数字を拾えるように」とオリコンが部門を設定したことで定着した面も大きい

言ってみればアファーマティブアクションなのだ

そのせいか、都はるみや森進一はこのジャンルで括られることに反発している

この枠組みで充分すぎる結果を出したKIINAが、外の世界に出ようというのは、もはや当然まであると思う

そして今回、これまで築いた実績、存在を自らの直接利益ではなく、先輩歌手の祝福のために用いた

 

「演歌」の看板を大事に掲げる歌手は多い

しかしあのズンドコ節の一節...

一見演歌と距離を取った彼が、実はいちばん演歌の真髄を内に秘めているのではないか?

そうだとしたら、皮肉だよね