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松野莉奈ちゃんへ。

私立恵比寿中学、松野莉奈ちゃんの突然の訃報から数日が経ちました。
正直まだ信じられないし、信じたくないという気持ちがものすごく強いです。

しばらく携帯から目を離していたら、友達何人からか『え…りななん…』といったLINEがきていて、見た瞬間に絶対に卒業発表だと思いました。
りななん卒業か…卒業しちゃう前に会いに行きたいな…なんて思いながらTwitterを開きました。だけど、目にした文字は卒業発表ではありませんでした。

そんな選択肢さ、頭の片隅にもないよね。
卒業でも悲しいけど、卒業しても芸能界にいてくれれば応援し続けることができる。
芸能界引退でも悲しいけど、引退しても元気でさえいてくれれば、どこかで幸せに過ごしてるかな?って思うことができる。
会いに行ける時に会いに行かないと、いつか後悔するって今までも思ってきたけど、こんなにも痛いほど感じなきゃいけない日がくるなんて思っていなかったです。

とある場所で、エビ中メンバーのみんなをお見かけしたことがあって。
その時にみんながきゅうりの一本漬けを食べていたんですけど、呼ばれてしまって、近くにあったウエットティッシュの上に食べかけのきゅうりを置いていったんです。
余計なことかと思いつつも紙のお皿をもらってきてうつしておいたら、戻ってきたりななんがきょろきょろして、誰がしたのかも分からないのに「ありがとうございます」って小声で言って、ぺこっと頭を下げました。
なんていいこなんだろう…と思ったことを、昨日のことのように覚えています。

唯一のりななんとの2ショット。


私は今はもう足繁くエビ中の現場に通っていたわけではありません。それでもこんなにも心にぽっかり穴があいてしまったような感覚なのに…周りの方々のお気持ちを考えると、本当に本当に胸が張り裂けそうです。

色々な気持ちがごちゃごちゃでしたが、今日スターダストの後輩にあたる、ときめき♡宣伝部のライブで、開演前にみんなで30秒間の黙祷をしました。
ライブがはじまると、とき宣のメンバーは、いつものように客席に笑顔を届けようと全力でぶつかってきてくれました。
こんなことがないと気付けないなんてバカみたいだけど、本気でなにもかもが大切だし、なにもかもが愛おしいって感じた。

まだまだ受け入れるには時間がかかるけど、ほんの少しの彼女との想い出を私は一生忘れないし、大好きだった、じゃなくて、ずっとずっと大好き。ありがとう、りななん。

謹んでお悔やみ申し上げますと共に、心からご冥福をお祈り致します。