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ありがとう。

おととい、愛犬のチョコが亡くなりました。

どうしても犬が飼いたいと頼み込み、10歳の誕生日にようやく家族みんながOKを出してくれて、おじいちゃんと一緒に色んなペットショップを見に行き、運命的にこの子だ!と思ったのがチョコでした。

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ずっと一緒にいて、お風呂に入る時も洗面所までついてきて待ってくれていました。
辛いこと、悔しいこと、悲しいことがあって、母にも話したくない時、家に帰ってくるなり部屋にチョコと閉じこもって泣きました。
ひたすらほっぺを舐めて慰めてくれました。

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年賀状の写真にしていたので分かりやすいのですが、1年でだいぶ大きくなりましたね。

私が中学生になり、学校も遠くなって、なかなか前のようにお散歩に連れて行くのが難しくなってからは、おじいちゃんが毎日の日課でお散歩に連れていってくれるようになりました。
チョコに対してごめんねという気持ちが大きかったのですが、私が帰ってくるといつもいちばんに玄関に迎えにきてくれて、その姿を見るたびにほっとしている自分がいました。

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我が家に優くんがきて、いとこの家にもラブちゃんがきて、そして暖くんがきて。
新しい犬がくることがストレスになる場合もあったりするのに、チョコはいつも嬉しそうにしてくれました。
もう老犬なのに、暖くんとはよーく追いかけっこみたいな遊びをしてはしゃいでいて若いなーと思っていたものです。

だからこそ、突然大きな病気などの前兆もなく旅立ってしまい、全然実感がわきません。

次の日の昼にペット火葬の業者の方が迎えにきてくれることになり、でも目の前にいるチョコは眠っているようにしか見えなくて。暖くんもそう思ったのか、不思議そうにチョコを見つめて、いつものように遊ぼうよってちょっかいを出していて。

でも、おじいちゃんの「最後だからベッドで一緒に寝る。」という言葉を聞いた途端、涙が溢れて止まらなくなりました。
チョコはおじいちゃんの部屋で寝ていて、ベッドの上に上がりたがったんですけど、しつけでベッドの上には上がっちゃダメって言っていたんです。

チョコを連れて行ってもらってから、状況を察したのか優くんがずっと寄り添うようにおじいちゃんの隣にいて、実感はないけど、やっぱり辛かったです。多分これからもっと実感が沸いてきて、ふとした時にもっと寂しくなるんだと思います。

優くんや暖くんは私にとって息子みたいな存在なので、自分のダメなところや弱いところをもろに見せたりはしないのですが、チョコは弟というか親友のような存在だったので、ただでさえダメなところや弱いところををいっぱい見せてきてしまいました。頼りない飼い主だったと思います。
いつまでも泣いてたら、もっともっと心配で天国にいけなくなっちゃうね。
天国で見守ってくれてるチョコが安心できるぐらい、色んなことを頑張っていきます。

そして、きっと15年間の間でいちばんチョコと長い時間一緒にいたおじいちゃんのことも心配していると思うので、家族みんなで支えるからね。

まだ笑顔では言えないけど、
本当に15年間楽しい時間をありがとう。
ゆっくり休んでね。

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