次にみた動画は


『恋人への執着を断ち、賞味期限が切れた恋愛を捨て去る方法』


🔹和尚の処方箋 step 1

     携帯、写真、手紙…彼の思い出を全て消去

     

     忘れよう、忘れようとしているのに彼を思い出す

     きっかけ、モノが身の回りにあったら

     それはムリ



私も4年前に確かに全てを処分した

携帯、LINE、写真、LINEの履歴…


思い切りが必要だったあせる

特にLINEは一度削除してしまえば、こちらからは連絡できない


でも私は、これらを全部削除しながらも

時が来れば必ず向こうから連絡があるはず!

という確信を持っていた


要は本当のサヨナラをを言うつもりがなかったということだ

必ず会うことは分かっていた

その時さえ来れば、またもとに戻れる


そんな思惑で、それまでにどう過ごすか

どうしたら以前より好きになってくれるか

もっと強い結びつきが築けるか

考えては落ち込み、また考えては…



ちょうど今ごろの季節

クーラーの効いた薄暗い部屋で頭の中は彼のことで占められていた


最後まで消去できずにいたLINEの履歴を取り出し

初めてやり取りした文章から読み返し

なんで?なんで?

こんなに仲が良かったのにどうして?

写真は消去しても目に浮かぶ二人の笑顔

交わした会話

いつも繋いで歩いてくれた手の感触


どっと湧いてくる思い出の中でも

数ヶ月前の心の底から楽しかった時間が

この状況を、もっと信じられなくして行った


復縁するぞ!

それしか頭になかったニヤリ



和尚が言う


『努力の方向が間違っています』


そもそも、この時の私は「さようなら」を言うつもりはサラサラなかった

そして、どんどん執着を固めて行った

まさに和尚の言うとおり


「忘れようとすればするほど彼のことへのエネルギーを燃やしている」

「ずっと彼のことを思い出し続けている」

「執着が強くなって行く」



私はただ悔しかったんだと思う

このまま忘れ去るなんてイヤ

もちろん彼とずっと一緒にいたかった

また二人で楽しい時間を過ごしたかった

何より

愛されていたと信じたかった


信じたかったってことは

信じられない、そもそも疑っていた

ということなんだろうねグラサン