2019年になりまして、
あっという間に2月ですね。
みなさまお元気ですか???
わたしは年明けから出演舞台のお稽古にどっぷりで、
お知らせの記事も書けないまま本番を迎え、
無事全公演終了して、
気づけば1週間が経ってしまいました。
ブログ、
なかなか書き上げられず、
ここまでの書き出し部分を5回は書き直してます。
そして結果めちゃくちゃ長くなってしまってます。
悪しからず。
(-人-)
まずはお礼から。
今回、
お稽古に集中しすぎてお知らせがいつもよりちゃんとできなかったにも関わらず、
個人的に過去最多のお客様にご来場いただきました!!!
観に来てくださったみなさま、
本当に本当にありがとうございました!!!!!✨✨✨
普通に生きてたら、
こんなにだいすきなひとに会いに来てもらえるなんて、
きっと結婚式くらいにしかないとおもうの。
だからもう、
結婚式したくらいの多幸感。
写真に写るうれしそうすぎるわたしの顔がすべてを物語っているとおもう笑
山田が出るならって無条件で来てくれたみなさま、
『死ぬほど観てもらいたい』って気持ちに応えてくれたみなさま、
フライヤーやタイトルに惹かれて積極的にご連絡くださったみなさま、
また、
インフルエンザやお仕事で残念ながら来られなかったけど心寄せてくださったみなさま…
ひとりのこらず大感謝です。
これからも、
みなさまのご期待を超えていける作品と表現に挑んでいきますので、
今後ともよろしくお願い致します❤
愛のある差し入れもいっぱいありがとうございました(。•́︿•̀。)✨
また、
初めましてのわたしに
ロビーでお声かけくださったお客様、
SNS等の感想で名前をあげてくださったお客様、
死ぬほどうれしかったです。
とってもとっても励みになりました。
本当に本当にありがとうございました!!!
今回は、
おそらく6年半ぶりくらいの、
100%初めましての団体での出演でした。
HIGHcolorsさんは、
過去に4回くらい観てて、
こういう作品、
こういう芝居がしたいなぁって、
ずっとおもってた劇団でした。
ご縁があって、
主宰のくにさんにはわたしの芝居も一度観てもらえていたうえでオファーをいただくという、
いちばんうれしい形での出演の流れでした。
これ、
フライヤー撮影のときの写真。
顔が違うな…笑
カサブタ初演再演つながりの絵理ちゃんと当日待ち合わせ場所で最初に会って、
「ですよね!!」ってなって撮った写真❤
お母さん役のSetsukoさんと、
次女役の夢ちゃんともこの日初めて会って家族だよって知らされたのですが、
不思議なくらい緊張しない居心地の良さがありました。
なんか、
似てるよね、って。
で、
このフライヤー。
タイトルも含め、
初めて見たときに、
これは絶対おもしろくなると確信。
周りのみなさまからも大好評でした。
そして顔合わせ。
わたしとくにさん以外全員O型という、
なんとも穏やかで不思議な座組。
初期のギクシャク感とかもう思い出せないな。
そんな時期あったっけ?ってくらい、
みんな家族みたい。
だいすき。
今回三姉妹の長女役だったのですが。
下のふたりとはシーンでの絡みが実は少なくて。
でもふたりとの関係性はとってもとっても重要だったので、
年末年始のお休み期間に三人で会ったりしてました❤
ごはんもいちばんよく行きました❤
ずっと爆笑してた記憶しかないんだけど、
すごく大事な時間だったなぁ。
おかげさまで、
信頼度120%でした。
だいすき。
年明けには、
Setsukoさん宅にお邪魔して、
母子4人で鍋パーティー。
元々薄かった壁がゼロになった。
たのしすぎた。
いま思うと、
役の感覚と混ざって、
夢みたいな時間でした。
相手役のたいっちとも、
いっぱいいっぱい話したなぁ。
少しずつ少しずつ、
洋平くんと有紀ちゃんが一緒に過ごした5年間が埋まっていく感覚を日々もらってました。
(洋平くんの部屋に飾ってあった写真。)
年明け稽古再開からまるまる半月、
毎日毎日みんなで時間を積み重ねてゆきました。
お稽古してる感じがしなくて、
日々役の人生を積み重ねてる感覚で、
今まで経験したことのない不思議な毎日でした。
そんな毎日、
作・演出のくにさんは、
どこまでもどこまでも寄り添ってくれました。
役を生み出したのは作家だけど、
役を育てるのは役者だからって、
役者をどこまでも信じて任せてくれました。
これがとってもありがたく、
とっても厳しくて苦しかった。
少しでもサボったら役が本当に死ぬから。
これは役者のお仕事として当たり前すぎることなんだけど、
でも、
わたしはずっと役を生かしてあげられることができなかったんだー。
今回の役の有紀ちゃんは、
わたし自身の体験を反映させて生きられる子ではなかったから。
母が失踪してからの23年間、
自分もまだ子どもなのに育児をした12年間、
想像することすら簡単じゃなかった。
彼女の言葉を、
経験や想いの先にこぼれ落ちた言葉にできなくてできなくてできなくて。
特にお稽古ラスト一週間は、
本当にわたし役者失格って毎日おもってました。
最終通しもゲネも、
正直消えてなくなりたかった。
でも、
初日の本番前に、
楽屋で隣のSetsukoさんと、
短い時間だったけど最高に密な会話をして、
ああ、
わたし間違いなくこのひとの最初の子供だなって思わせてもらったり、
スタンバイ中に、
絵理ちゃんが手を繋いできてくれて、
ああ、
わたしこの子育ててきたんだなって思わせてもらったりして、
くにさんの、
この一ヶ月の我慢と葛藤は本物だって言葉がすーっと落ちて、
初日に何とか、
役を生かしてあげられ始めた気がしました。
本番あけてからも、
くにさんからはダメ出しというより、
日々カウンセリングみたいな言葉をいただき続け。笑
結果みんなで、
毎回出会い直して生きて、
毎回違う結末を迎えるという、
個人的にいちばん魅力を感じる世界が見えた感覚をもらいました。
そう。
わたしずっとずっと、
これがやりたかったんだー。
嘘じゃないやつ。
簡単には絶対できないやつ。
『生むのって簡単じゃないです。
命生み出すんだから、命懸けてますよ。
死ぬ覚悟で生んでます。』
終わってから、
有紀ちゃんの台詞が、
意味合いを変えてずっと心にいます。
わたしはこれからも、
できることならば一生、
命懸けで役の命生み出していきたいっておもいます。
有紀ちゃん。
普通の家族の末っ子として生きてきたわたしには本当に想像することすら難しい人生経験をしてきたひとでした。
世の第一子のみなさまと、
何より世の子育て経験者のみなさまへの尊敬が止まらなかった。
我慢と葛藤の連続で、
本当に苦しかったけど、
でも、
第一子になれたことと、
妹たちをもてたことは、
とってもしあわせでした。
ありがとう有ちゃん。
わたしが生きさせてもらった時間のあと、
あなたの今まで背負ってきた荷物が、
少しでも軽くなっていますように。
そして何より、
観てくださったみなさまのなかの有紀ちゃんに、
少しでも寄り添うことができていたならばと強く強くおもいます。
今回も、
キャストスタッフのみなさまに恵まれ倒しました。
公私共に鏡と思わせてくれた
その場で役を生きるってことを目の前で見せてくれた
悔し泣きするくらい役に向き合う姿を見せてくれた
情緒ぶっ壊れるくらい愚直にぶつかってくれた
熱さと優しさで包んでくれた
裏表なくみんなのそばにいてくれた
作品と仲間を誰より愛してくれた
ハングリー精神旺盛に闘う姿を見せてくれた
すてきなキャストのみなさま。
一緒にこの世界を生きることができてしあわせでした。
ありがとうございました。
お稽古からずっとみんなの近くにいてサポートしてくれた演助の一色ちゃん、
舞監の土居さん、音響の佐久間さん、照明の山口さん、美術の佐藤さん、制作の那津子さん…
劇団員の山さん、恭平くん、ゆうくん。
みなさまのプロフェッショナルなお仕事と、
細やかなサポートのおかげで、
役者のお仕事に専念させていただけました。
本当に本当にありがとうございました。
そしてそして、
作・演出・主宰のくにさん。
くにさんの作品と、言葉と、演出が、
実はここ一年半くらいちょっと迷子だったわたしを、
わたし自身が行きたい方向に導いてくれました。
偶然の一致だったのかもしれないけど、
このタイミングでご一緒させていただけたことは、
最高にラッキーだったし、
最大級に意味があることだったとおもってます。
また絶対一緒にやりたいし、
できることならコンスタントにやりたいです。はい。
やっぱりドMですね。笑
とにもかくにも、
今回、
わたしにとって、
この先の未来に繋がってゆく、
今までしてきたこと間違ってなかったかもって思えるほどの出会いだったとおもってます。
本当に本当にありがとうございました。
とりとめもなく、
だらだら語っちゃって、
こーゆーのダサいなぁとおもいつつ。
まぁこれが今のわたしだということで。笑
節分だったしね。
あしたからまた、
新しく。
命懸けで命生んで育てて、
どこかのだれかに寄り添えるような、
やさしいひとになりたいとおもいます。
まだまだいきますよ✨✨✨
改めまして、
今年の山田真由子も、
どうぞよろしくお願いいたします!!!
(-人-)✨✨✨
関わってくださってるすべてのみなさまに感謝を込めて。
あしたも
すてきないちにちを❤❤❤