皆さんこんにちは！
Mayumiです
今日もまだまだ暑いですね！
私は、昨日久しぶりに2日酔いで1日中寝ていました。
あまりにも楽しくて、完全に飲み過ぎました。
自分の体の為にも、お酒の量は考えて飲もうと、つくづく思いました。
さて、私は販売員を長くしています。
今は派遣社員でアパレルやジュエリーのショップに勤務しています。
（昨年12月のParisヴァンドーム広場の
ヴァンクリーフ&アーペル本店でのお買い物楽しかったな〜
）
長く勤めていると、勘違いしている事に気付いていない販売員を見かけます。
これは、私も含めて。
販売している物が高額で、商品が近くに有るのが当たり前で、感覚が少しズレてきてしまいます。
以前あるブティックに勤務していた時に、
美しいカシミヤシルクのストールを接客しました。
お値段25万円ほど。
首や肩に巻くだけで25万円！！
高いー！！と正直思いました。
ご年配の女性のお客様が、
「このストール綺麗ですね。このお店だとまだ買いやすいお値段ですよね。どう思いますか？」
と言われました。
私は、
「私にとっては、とても高価で購入する事はできませんが、お客様にはお似合いになられると思います」と
お応えしたら、
「あなた、正直でとても感じがいいわ。
あなたよりずっと若い店員さんに
こちらは、まだお安いお値段となりますのでおススメですって上から目線で言われて、
じゃあ、あなたこのお値段なら、悩まず買えるの？って思うことが多いのよ」とおっしゃられていました。
一つのブランドに限らず、色々な場所で残念な気持ちになると。
自分の立ち位置を、ブランドの看板で勘違いしている事が残念です。。
あからさまに、へり下る対応はしなくても、謙虚さは常に持ち合わせていたいです。
逆に、お客様の奥に眠る要望を上手に引き出して、ブランドの世界観と販売員の人柄でお客様に夢のような心地良さを体験させてくれるスタッフもいます。
お客様のお顔が笑顔で高揚し、満足して帰って行かれるお姿を見ると素晴らしいなと近くで学びになります。
勘違いしている在り方の人は
ブランドの事を知っている。 だけ。
商品が身近にあり知っている。 だけ。
購入する顧客を沢山知っている。 だけ。
自分自身が、本当に欲しいものを購入する機会は多いでしょうか？
自分のお財布を開けて、目の前の商品を購入できるでしょうか？
知っているだけ。。。
本当に。
これは、私も含めて痛切に感じるところです。
ブランドの商品は、高いです。
高いだけの事はあります。好みはもちろんありますが。
素材の良さと職人の技術の高さ、
同じバックでも本国より一つずつ丁寧に梱包されて到着し、誰でもベタベタ触れないように展示され、
一等地の美しいブティックで、美しい制服を着たスタッフから心地良い接客を受けて購入する。
世界中にはファンがいて、
ブランドの歴史や価値を保つための、戦略の一つとして広告、宣伝費をかけてブランドを継続していく。
高いのには理由があります。
そんな事を知っているだけの販売員ではなく、
私は、購入する側で商品を楽しめる側になりたいなと、思っています。
日常的に使って感じたいと思います。
特に服の着用感は、お客様が一番熟知されています。
販売員は着用して出掛けるわけではないので、
お客様から教えて頂く情報は宝物です。
聞いた話では、男性のお客様でブランドのスーツの仕立てが良いから、スタイルが良く見えるし疲れないからと
何着も購入する方がいて、
ただブランドロゴの入ったボタンは全て外してノーマルに変えられる方がいる聞きました。
自分の身体の心地良さで洋服を選ぶ。
素敵な感性だなと思いました。
最近は、日本の円安傾向と世界的な給料格差のために、値上げにつぐ値上げでとんでもない価格になっていて驚きますが、
自分が本当に欲しい物を
大切に使える物を
自分の心地良さのために、
今の自分の立ち位置を確認しながら、
手を伸ばせる人で在りたいと思います。
今日の内容は、自分が知ってる情報を
友人に話している時に、
私は、ただ上っ面を知ってるだけなんだと気付き
カッコ悪い自分に愕然としたキッカケがあって書きました。
最近誰かにアドバイスをしたりする時に、
それ「自分の事だ」って気付くことが多くて
周りにいてくれる人に本当に感謝です。
ノートを書いていると、気付くチカラが高まります。
