欲張り人生カウンセラーのまゆです♡
まだ見ていない方はメンヘラ卒業ストーリー①からみてくださるとうれしいです
第2話 人生最大の挫折
私は勉強の要領だけはよかったので、無事恋愛なり部活に没頭している中でも
無事、国家試験を乗り切り初期研修医になりました。
同じころにちょうどすごくイケメンで、性格も優しい、完璧な後輩と付き合えることになりました
大学卒業するまでは、本当に順風満帆でした。
研修医になって、世界の厳しさを教わります。
小手先で試験を乗り切るためにしか勉強をしていなかった自分には、わからないことだらけ。
さらに私はいっちょ前に完璧主義だったので、同期にももちろん、指導医の先生とまで比較し
とにかく自己否定の毎日。
命を扱う仕事なので、責任感におしつぶされそう。
「なんでもっと勉強しなかったんだろう」
そう思いながらも、体力がないから仕事終わってから、勉強もできるわけでもない。
目の前で「自分って未熟で何もできないんだ」と感じる、本気の挫折でした。
そんな中、帰ってきたらまだまだ大学生の彼がいます。
たまってる家事もほとんどしてくれるし、私がずっと仕事の愚痴ばかりでも怒らないで聞いてくれる、本当に優しい彼。
だけど、だんだんといいやつあたり先となってしまいました。
別れを切り出される直前には…
家事も、してもらって当たり前と思って感謝の言葉に言わなくなっていました。
休日もせっかく一緒にいてくれているのに、泣いてばかり。
「早く結婚して私は仕事をやめたい」と事あるごとに言いまくり。
「愚痴をきいてもらっても、どうせ大学生にはこの辛さはわからない。
仕事のことは仕事のことで解決しないとむりだから」と直接的に言ったことまでありました。
そりゃふられるよね。
それまでも、ふられそうな片鱗は時々ありながらも、「まあでも彼は私から離れられないでしょ」と
彼の優しさに甘んじて何も変わろうとしていなかったんだもの。
「本気でかわらないと」と思い始めます。
でもどうやってかわればいいのかわかりません。
とにかく恋愛カウンセラーに依存しまくりの日々。
会うたびにちょっとしたことが気になる。
会う約束ができても、また別れ話を切り出されるんじゃないか。
そんな不安ばかりで、いつも深夜まで手頃に相談できるカウンセラーに相談しまくる。
もうね、100万円分くらいは相談してたと思います(笑)
でも今思えば、本気で自分を変わろうと行動を変えるというよりは、
「これまでの自分だとふられるから」
頼むから正解を教えてくれ!って感じだった。
「自分が自分を正解にする」ことは全然できなかったし、しようともしてなかった。
むしろ「感情的になるところ、なんでも言いたいこと言っちゃう」自分は不正解だからって
彼の前では何にも言わなくなった。
自分らしさを消してた時期でした。
メンヘラ卒業ストーリー③へ続く