こんにちは。
札幌 発達障がい 相談カウンセラー・コーチ
安谷屋(あだにや)まゆ子です。
この10日ほど沢山の学びがありました。
自分の中に落とし込むまで時間がかかってしまいました。
北九州にあります「土井ホーム」の土井高徳先生の講演会に参加してきました。
今回は
対人援助職の支援を考える
〜疲弊を避け寄り添う力〜
というタイトルの講演会。
私自身、家族2人をサポートしてます。
その他私の元へ相談に来てくださる方もいらっしゃいます。
そうです。
援助するって簡単ではありません。
自分の心身をしっかりと保たなければ続けられません。
疲弊してしまう要因として
- 誤解
- 孤立
- 無援
が挙げられました。
ではどうすれば良いのか?
保護者である親のケアや児童デイなどで援助職をしていらっしゃる方へのケアが大切なのです。
支援は長距離マラソン。
キーワードは「ありがとう」です。
何事もそうですが、愛情と感謝がとても大切で援助する側される側共に
「ありがとう」
と言って、お話しを聴いたり逆にお話ししたり。
生活の中でカウンセリングするような感じでお話しすることも大切であると土井先生は仰ってました。
孤立させないことも大切です。
私にも経験がありますが子どものことを友達に相談しても
「そんなこと子どもだったら当たり前だって〜」
「うちだって同じよ〜」
と言う言葉で終わりです。
でも、その度合いが日常生活にかなり支障をきたしているから「障がい」と付いているんです。
結局そこを理解してもらう努力にまで気力が持たずそのうち相談はしなくなり一人で考え込む日々が何年か続きました。
我が家の場合、主人も発達障がいで他人の気持ちを汲み取ることが苦手だから話したところでこちらの気分を害する言葉しか返ってこないので悩みを話すことはしなくなりました。
両家の親は理解できず実母に至っては「あなたのしつけが悪い」で終了。
こうして家にも外にも理解者がいないとこうして孤立していき心身ともに疲弊していきます。
私が孤立から脱却できたのは理解者ができたこと。
一人だけ理解してくれたママ友ができた。
これはとても大きな救いでした。
その後は同じく発達障がいを持つ子のママ友ができ少しずつその輪が広がっていき悩みや愚痴を話せる人ができたのが本当に嬉しかったです。
現在は数時間息子を預かってくれることもあります。
話を聞いてもらえるだけで心が軽くなることも多いです。
私は話し相手となる存在でもありたいと思います。
だから一人で抱え込まずに話してみてください。
周りにいなかったら私が聴きます。
土井ホームについてはこちらをご覧ください。
土井先生の著書はこちらから。
土井ホームの支援はこちらから。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
最後にお知らせです。
6月21日(水曜日)開催【残席1名様】
7月11日(火曜日)開催【残席3名様】
7月18日(火曜日)夏休み前に開催です。