9月入って 2週目までは 調子がよかった。
体力的なことは別にして
10月から 仕事復帰しちゃう?って思ったほどでした。

3週目に 食べれないし 吐いてしまうし
しんどくて 横になってた時
私は これから どうしていきたいんだろう?って よく考えていました。

主人の『ライブ行きたいんでしょ』の一言から
治療を決めたけれど ホントは 次女の高校卒業
出来れば 成人式を見たいという思いから。
それから 孫が産まれることがわかって
少しでも長く孫の成長が見たいという思い。
思春期の難しい お年頃の娘と もっと話したい。 娘たちと 一緒にいたいよ。

家でグッタリしている時 主人に怒られました。
最近のあなたは 後ろ向きだ と。
普通の生活して 仕事復帰したいんでしょ?
もっと体力つくように 動いたり
T先生に相談するとか しなさいよ。
見てて イライラするよ。

主人にも いっぱい負担をかけているし
私が 少しでも元気になって欲しいと望んでいることもわかっています。
でも それが プレッシャーになることもあるんだよ。

熱海にいた時も 自分がわからなくなって
泣けたことが よくありました。
娘たちと もっと一緒にいたいから 治療しているのに ずっと入院してて側にいられない。
これって どうなんだろう。

4日に先生と面談がありました。
肺は 増大しているし
せっかく熱海で手術したのに はしゅがある。
脳にも病変疑いあり。
とても厳しい状況でした。
増量には かなりのリスクがあります。
今後 どう治療をすすめるか?
主人は いままでの思いを熱く先生に語り
少しずつ増量出来ないのか 聞いています。

主人の話しを聞いたうえで
『どんなことでも いいですよ。めぇめぇさんの気持ちを聞かせて下さい』
じゃあ 私は?
寝たきりになりたいわけじゃないから 無治療は考えられない。娘たちといたいのに 治療で ずっと入院になってしまうのはどうなんだろう。今回だって このまま会えなくなるかも と思ったら 恐くて たまらなかった。どうしたいか 自分でも わからない。

面談の後 立ち会ってくれた看護士さんとお話しをしました。
家族 それぞれ 望んでいることは違うから
一度 それぞれの気持ちを聞いてみるのもいいと思うよ。

今まで 娘たちの気持ちなんて 聞いたことなかったね。
もっと治療頑張れ! って言うかもだし
家でのんびりしていいよ! って言うかもだし。
前だけを見てきた主人には 私の言ったことは意外だったかもしれません。今 思うと そんな弱気でどうする!怒られそうで 言うことが出来なかったのかもしれません。
夫婦なのに ダメですよね。
私も ちゃんと自分が どうしていきたいか(緩和だけにしたいわけじゃないですよ) 考えてみないといけないです。