9月の読了本
9月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1159ページ
ナイス数:36ナイス
少女不十分 (講談社ノベルス)
最初のうちは、作家による語りがどうにも好きになれなかった。一歩歩くごとの自問自答、過去と現在の自分の反芻、三歩進んで二歩下がると言った口調にストーリーが進まず辟易したからだ。しかし、Uの自宅に監禁されてからはその自嘲気味で繊細がすぎた語りに、Uや家、ひいては主人公に不気味さ、普通ではないことを感じることができた。ラストはUと主人公両方に少し救いを感じた。それにしても、西尾先生はシリーズを通して、感情欠落したキャラを描くのが秀逸だと思う。早く鬼物語が見たい。
読了日:09月27日 著者:西尾 維新
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
アイデンティティのない世界、個人は社会的リソースとして世界から優しく保護される、そんなある種の末期的世界。痛みも苦しみもなく、意思さえ必要としない心地よく生温い世界。現在から鑑みれば私は絶対に主人公達と同じ境遇にあると言い切れるが、彼女達が異質で私もそんな世界に疑問や不快を抱かず暮らしている一人であり全体であったなら、とても恐ろしいと思う。まさに死んでいないだけ。しかし、現代でも同等の現象が薄く小規模で見られる。自我を意識せず疑問なくコミュニティの中でモブ化すること。そんな結末は意外でなく迫ってるのかも。
読了日:09月25日 著者:伊藤 計劃
嵐が丘 下 新潮文庫 フ 5-2
読了するまでにかなり時間がかかってしまった。この物語の閉塞な舞台、互いに理解し合えないず曲解ばかありする人々、終わらない憎悪、読むのがシンドクなったからである。しかし、どうしても手に取らずにはいられず、ああなんで互いにもっと歩みあわないのか!などと人間関係に突っ込みを入れつつ読み進めた。ラストはキャシー達は言わすもがな、ヒースクリフも幸福だったのではないか(あれだけ悪事をしておいて変な見方だが)。理解外の恐るべき情愛を見せつけられた貴重な読書時間だった。次は一気に読んでしまおう、きっと印象が違うから。
読了日:09月22日 著者:E.ブロンテ
嵐が丘 上 (新潮文庫 フ 5-1)
ライトノベル「”文学少女”と飢え渇く幽霊」のストーリーのモチーフとなっていたので、興味を持って購読。海外文学になれていないのもあり、名前の似た人物が出てたり、一人の自分に複数の呼び名がありして混乱しましたが、なんとか上巻最後までいきました。実質閉鎖された土地で、たくさんの濃い人物たちの自分本位に基づく共同生活。こんな窮屈で思いやりに欠ける生活、誰でもストレスでまいってしまうと思う。 人間的に末期で怖い物語だけど、なぜか魅了されて続きが気になってしまっています。では下巻へ。
読了日:09月11日 著者:E.ブロンテ
2011年9月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
たった四冊しか読んでないのか、、海外文学にもっと慣れるように今月もレッツ読書^^
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1159ページ
ナイス数:36ナイス
少女不十分 (講談社ノベルス)最初のうちは、作家による語りがどうにも好きになれなかった。一歩歩くごとの自問自答、過去と現在の自分の反芻、三歩進んで二歩下がると言った口調にストーリーが進まず辟易したからだ。しかし、Uの自宅に監禁されてからはその自嘲気味で繊細がすぎた語りに、Uや家、ひいては主人公に不気味さ、普通ではないことを感じることができた。ラストはUと主人公両方に少し救いを感じた。それにしても、西尾先生はシリーズを通して、感情欠落したキャラを描くのが秀逸だと思う。早く鬼物語が見たい。
読了日:09月27日 著者:西尾 維新
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)アイデンティティのない世界、個人は社会的リソースとして世界から優しく保護される、そんなある種の末期的世界。痛みも苦しみもなく、意思さえ必要としない心地よく生温い世界。現在から鑑みれば私は絶対に主人公達と同じ境遇にあると言い切れるが、彼女達が異質で私もそんな世界に疑問や不快を抱かず暮らしている一人であり全体であったなら、とても恐ろしいと思う。まさに死んでいないだけ。しかし、現代でも同等の現象が薄く小規模で見られる。自我を意識せず疑問なくコミュニティの中でモブ化すること。そんな結末は意外でなく迫ってるのかも。
読了日:09月25日 著者:伊藤 計劃
読了するまでにかなり時間がかかってしまった。この物語の閉塞な舞台、互いに理解し合えないず曲解ばかありする人々、終わらない憎悪、読むのがシンドクなったからである。しかし、どうしても手に取らずにはいられず、ああなんで互いにもっと歩みあわないのか!などと人間関係に突っ込みを入れつつ読み進めた。ラストはキャシー達は言わすもがな、ヒースクリフも幸福だったのではないか(あれだけ悪事をしておいて変な見方だが)。理解外の恐るべき情愛を見せつけられた貴重な読書時間だった。次は一気に読んでしまおう、きっと印象が違うから。
読了日:09月22日 著者:E.ブロンテ
ライトノベル「”文学少女”と飢え渇く幽霊」のストーリーのモチーフとなっていたので、興味を持って購読。海外文学になれていないのもあり、名前の似た人物が出てたり、一人の自分に複数の呼び名がありして混乱しましたが、なんとか上巻最後までいきました。実質閉鎖された土地で、たくさんの濃い人物たちの自分本位に基づく共同生活。こんな窮屈で思いやりに欠ける生活、誰でもストレスでまいってしまうと思う。 人間的に末期で怖い物語だけど、なぜか魅了されて続きが気になってしまっています。では下巻へ。
読了日:09月11日 著者:E.ブロンテ
2011年9月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
たった四冊しか読んでないのか、、海外文学にもっと慣れるように今月もレッツ読書^^