産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~ | *LOVE MODE*

*LOVE MODE*

年下彼との2010年10月22日に無事に夫婦になりました。
2011年9月16日に憧れだった海外でのローマ挙式と
ハネムーンに行きました。
最高のハネムーンになりました。
2015年7月18日 帝王切開にて無事に男の子を出産。
仕事と育児で毎日バタバタの日々を過ごしています。

*【本日2つめ】*

土曜日深夜(というより、日付は変わって日曜日になっているんだけど)
27:05~の
「NHKスペシャル 産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~」

という番組を見ました。
元々6月に放送されたものの再放送でした。


これを見ると
いくら高齢出産が可能になってきたとはいえ
やっぱり「若さ」と「老い」は隠せないよな。。。って思っちゃいました。


若い方が肌のつやがいいように
体内部の構造も同じ。
若い人が妊娠しやすいのはそのためです。
卵子が若いんです。
差別的に感じるかもしれません。
でもそれは「事実」だから仕方ありません。


不妊治療を行っている医師も出てきましたけれど
卵子の老化を止めることは(もちろん卵子の数もね)
医学的に無理なんだって話をしていて。
結果が出ない夫婦を見送るたびに
「悔しい」とおっしゃっていました。

いくら高齢出産が増え
不妊治療の技術があがったとはいえ
制限があるんですよね、、、
悲しいかなその線引きをしてあげるのも医師の務め。
その決断を夫婦で決めるときの悲しさは・・計り知れず。
多分納得できないでしょうね、、、きっと。

治療している額(体外受精)の料金もみましたけれど
あまりの金額の大きさに驚きました、、、
私たち夫婦では絶対にできない治療だとも思いました、、、


こういうのを見ると
出産はやはり早い方がいいというのはうなづけます。


今、現代女性が働く時代になってしまって
結婚はどんどん遅くなっています。
それがどんどん不妊の原因にもなっているし
出産率にも影響が出ているんですよね。



よくよく考えれば、男性が働き、
女性が専業主婦だったころ、
その時の方がバランスがうまく取れていたのかもしれません。

それに日本は不妊治療には優しくない国でもあります。
不妊の原因全てが「女性」にあると思われがち。
でも実際5割が男性に原因があると言われていることを
男性は意外と知りません。

また自分が「原因」だと認めたくはなくて
治療を拒み続ける男性もいるとのこと。
それ、、、なんのプライドなの?って思います。

事実を突きつけられて
それが変わるわけではない。
傷ついたとしても夫婦で前に進むしかない。

そのプライドのせいで奥様を深く傷つけ
結局40代になって子供ができなかった夫婦もいました。
(その男性はその年になってようやく「後悔」していると言ってました。
奥様の声にもっと早く耳を傾けていれば。早く治療していれば
きっと今頃子供がいただろうって)

海外の国も特集してましたけれど
不妊治療は絶対に両人そろってからでなければいけないという所もありました。
二人そろってでないと治療してもらえないシステムです。
そして男性も「それが当たり前だよ」って言ってました。



私、個人的な意見で申し訳ないですが
不妊の定義は「2年」とされています。
普通に夫婦生活があって2年で妊娠しないと
初めて「不妊」と定義づけられます。

だからこそ、半年~1年で妊娠しなかったとしても
そこで「自分が不妊だ」って思ってもらいたくないのです。
自分を追い込むことをしなくてもいいのです!

今、なんでもかんでも「不妊」と定義づけている
この現象というのでしょうかそれもよくないと思うのです。

また日本には不妊治療の限界年齢というものは定めていません。
だから患者側が望めばいつまでも治療はできます。
が、その方法は本当に優しい方法なんでしょうか?
私自身は疑問があります。


それにいくら「卵子は老化していくんですよ」とみんなの意識に取り込んだとしても
きっと無意識的に「自分は違う」と思うもの。

人間は勝手な生き物だから
周囲がそうだったとして
情報も得ていたとしても
絶対にその中に「自分」は含まないものなんです、、、

本当に自分がその立場に立たされた時に
初めて自分のことだと理解し
周囲に警鐘するんです。


私も34歳。
もう高齢出産の域に入り
20代のような卵子の若さは当然ありません。
手術もしていますし、当然、妊娠率も低いでしょう。


この番組を見て
「妊娠したければ、この年になったらもう悠長なこと言ってられないんだな」と感じました。


なんで神様、、、
生理の始まりをもっと遅くしてくれなかったのでしょうか、、、

現代は矛盾してるんです。

生理の始まりはどんどん若年齢化しているのに
出産・妊娠はどんどん高齢化している。


働く女性が増え続ける限り
きっとこの問題は今後も大きくついてまわります。