今回は去年2017年の不妊治療についてです![]()
2017年1月
16年12月に遺残卵胞が残っていると言われて、ピルを飲まずにそのまま様子を見てもよいとのことで1月の生理の後にK〇Cへ行きました。
K〇Cは基本的にD3は採血の結果がOKならば内診はしないんです。
が
また内診室へ呼ばれました![]()
E2が高すぎるので遺残が消えていないか診てみましょうと。。。なんと25mmくらいの卵胞が![]()
あぁ、また今月も採卵できない。。。診察室へ呼ばれると、けっこうなご年配の先生でした。
先月から遺残卵胞あるのにピルを飲んでいないからこうなると言われたので、飲まなくていいって言われたんです、と言うと「だーかーらー」と大きな声でムキになって言われたので、「言われた通りにしたのでその先生に言ってください」とさらに大きな声で言い返しちゃいました![]()
帰ったらすぐにスプレキュアをして排卵させるように言われました。
クロミッドを飲むと卵胞が大きく育ったり空胞率もすごく高く、自己判断で半錠とかにしていても、それでも2ヶ月も遺残卵胞が残ってしまいました。内膜も薄くなるし。
さらに化学流産もこれまで3回ありその度にお休み周期。毎月毎月コンスタントに採卵して貯卵したいのになかなかうまくいかない![]()
クロミッド以外の薬を処方してほしくて以前Kクリニックで飲んだことがあるフェマーラをお願いしたところ、処方できないとのこと。
以前は処方していることもあったけれどK〇Cはクロミッドの妊娠率がすごく高いので今はクロミッドのみしか処方していないそうです。
仕方ないのでまたクロミッドを処方してもらって帰りました。
この周期のホルモン値
D3 FSH 3.6 E2 519![]()
そして、2016年に1度キャンセルをしてしまっていた新宿A〇Tの予約を取り直すことにしました。
お灸の先生には、ここに通っている人はみんなK〇Cで妊娠したし、わたしも1回目の移植で妊娠したからあまり転々とせずにもう少しいたほうがよいとアドバイスをもらったのですが、どうしてもクロミッド以外を試してみたくてまた転院を決意しました。
ネットで見たら1月中には予約が取れなくて2月になってしまいました。
前々からブログを見て参考にしていた銀座の両○先生のクリニックにも電話をしました。初診は早くても4月とのこと。
でも刺激、低刺激等患者さんそれぞれの状態に合わせた方針を取っている先生というのがブログでもよくわかっていたので、待ってでも1度会いたいと思いそのまま予約しました。
そこから数日後、子宮頸がんの検査で年末に引っかかってしまっていたので、もう一度精密検査をしなければならずに主治医のところへ行きました。
コルポ診では軽度、進んでいても中等度の異形しか見当たらないから大丈夫とは思うけれど、細胞診という綿棒でこすって細胞を取るものと、組織診というパンチで肉片を少し取るもの、両方をもう一度検査して2月にまた結果を聞くことになりました。
結果次第では円錐切除という手術です。もし手術をするとなると半年~1年くらい受精卵の移植ができなくなってしまう。。。
こんな状況でさらに行き詰まっていた1月ですが、そんなわたしに救世主があらわれました![]()
ある日地元を歩いていたら「オーガニック専門」と掲げているお店を見つけました。
葉酸や鉄分、ビタミンなどのサプリは元々摂っていたし、たまにジムに行ったりホットヨガもしていたけれど、有機野菜を取り入れて食事も1から見直してみようかなとフラーっとお店に入りました。
お店には朝一で入ったのでまだ他のお客さんがいなく、優しそうなお姉さんがいました。
どうしてこのお店に来たの?っていう質問に、とっても話しやすい雰囲気に不妊治療のこと、子宮頸がんのこと、今までのことをバーッと話してしまいました。
本当に知識が豊富な方で、お店に置くものも自分でまずは試してみてから良いものしかおかない、という徹底ぶりの方だったので今でも頼りにしている方です。
まず、水素について、ホットヨガに通っていてヨガの水素水飲み放題をしていたので、それもいいけれども水素のカプセルのサプリやお風呂で皮膚から水素を取り入れた方が持続性が高く、体の活性酸素をよりなくしてくれること、さらに腫瘍発生のリスクを軽減するブルーベリーペーストなどを取り入れると良い、と教えてもらいました。
まだ癌と決まったわけではないから次の検査までにやれることはやって手術しないようにしましょう、とたくさん教えてもらいました。
水素の発生するスパソルトやブルーベリーペースト、さらにお出汁や有機野菜等を買ってさっそくさらなる体作りをスタートしました。
数日後、たまたま会社の近くにスイソニアという水素吸引のマシンを扱っているサロンがあったので、さっそく回数券を購入して週に1回は通うことにしました。
なんと24時間やっているところだったので、会社帰りに立ち寄るのが難しい場合は朝会社に行く前に寄れたので本当に便利でした。
吸引後は、お店のお姉さんに「顔のつやが全然ちがいますねー」と言われるほど自分でもびっくりするくらいくすみが取れて頬が持ち上がった顔になっていました。顔でこんなにはっきり状態がわかるのだから内臓にも、卵子にもきっとよい効果が出ているはず!と信じて通っていました。
2017年2月
新宿A〇Tの初診の日がきました。
相方と一緒に新宿まで。K〇Cと同じ通りにある綺麗なオフィスビルの中にありました。
すべてがワンフロアの中にまとまっていて、清潔感もあって待っている間も苦にならない居心地がよいクリニックです。
初診の日は生理がきてしばらくたっていたので、一通りの検査と先生とのお話だけで終わり。
担当の先生はK〇Cで診察してもらったことがあるぞ!と思って聞いたらやはりそうでした。兼務しているそうで。
この日はAMHの採血もしました。そして生理がきたらあらためて3日目に行くことになりました。
A〇T初診から数日後、子宮頸がんの検査結果を聞きに主治医のもとへ行きました。
いつもなんだかんだいって大丈夫だから今回も平気だろうなぁ、という気持ちもあったのですが、なんと主治医から「高度異形成、もしくは上皮内がんという結果が細胞診で出てしまったから円錐手術しなければならない。コルポ診で見えている部分は明らかに軽度か中等度の異形だから、もっと上の方とかコルポで見えないところに別の異形が発生していてそれが進行したのであろう」と言われてしまいます![]()
今回の場合はレーザー蒸散という数年前と同じ手術ではなく、見えない部分の異形なので円錐切除でしっかりと取らないといけない、と言われてしまいました。
唯一の光は、きちんと定期的に検診していたからすごく進んだ癌ではない、ということだけ。。子宮摘出とかそういうことではないと。
何回も検査しての結果なのでもう経過観察は出来ないし、今日このまま術前検査で採血やレントゲンを撮って帰ってもらう、手術の日は一番早くても4月の終わりか5月になってしまうけれども、子宮頸がんは進行が比較的遅いからそれまではまた病院へ来てもらって様子をみましょう、とあれよあれよと決まってしまいました![]()
1月から水素を取り入れたりと頑張ってきたけれど手術は逃れられなかったか。。。と絶望しました。
絶望の中、主治医は不妊治療をしているのを知っているので、円錐切除をした場合はいつから不妊治療が再開できるか聞きました。
まず、手術直前までは採卵をするのはまったく問題がないので、受精卵が出来たらどんどん凍結しておくこと。
移植は早くて手術から半年後。すごーく回復が早くて3ヶ月後には大丈夫そうにみえても、半年は余裕をもったほうが安心とのこと。
円錐切除をすると子宮頸管が短くなるので、妊娠した時に切迫流産や早産のリスクが高くなってしまいます。
それは最初のレーザー蒸散の頃からイヤというほど聞いていたので避けたい手術ではあったのですが。。。
主治医はなるべく妊娠しても影響がないように切除するから、と言ってくれたので腹をくくって帰りました。
主治医は病院でもかなり上の方で、何ヶ月も先も手術の予定が詰まっている方なので、手術日が決まったら病院から連絡をくれることになりました。
子宮頸がんの結果を聞いてからさらに数日後、生理がきたので3日目で新宿A〇Tへ。
A〇TはK〇Cと違って、採血後に必ず内診もして卵胞の様子を診てもらえます。
この日は卵胞が3つしか見えていませんでした![]()
その後の診察で先日のAMHの結果が出ていて納得です![]()
AMH 0.41
丸1年で0.2も下がっていました![]()
![]()
どうりで3つしか見えないはず・・・
綺麗な女医さんだったのですが「AMHは1は欲しいところだし低いけど、低いからこそ不妊治療しているので頑張っていきましょう」と言われてそうだ!落ち込んでいるヒマなんてない!と前向きにとらえることが出来ました。
それ以外のホルモン値は問題ないとのことで、初回は完全自然周期で新鮮胚移植と決まっていると言われたのですが、子宮頸がんで円錐切除の手術をしなければならず、移植ができないのでなんとか今回からフェマーラを処方していただいて、受精卵ができたら凍結しておいて治ったらどんどん移植できないかを相談しました。
本来はルール的にダメだと思うし、無理なお願いだったので女医さんがおそらく院長に確認しに行ってくださいました。
しばらくして女医さんがフェマーラを渡してくださり、「移植が出来るようになるまで採卵をして凍結していきましょう。手術日が決まったら教えてください」と言ってくれました。
この対応のおかげで今わたしのお腹の中には赤ちゃんがいるわけで
本当に心から感謝しています。
フェマーラ5日分を処方してもらい1週間後にまたA〇Tへ行きました。
この周期のホルモン値
D3 FSH 9.5 E2 33
D10 E2 31
E2の上がらなさにびっくりしたのですが、フェマーラは飲み終わってもしばらく効果があるので、おそらく翌日くらいからE2抑制効果が取れてバーっとE2が上がってくるから大丈夫、とのこと。
2017年3月
D13でもう1度A〇Tへ。
女医さんの言う通りE2は上がってきていたので2日後の採卵が決定しました。
この周期のホルモン値
D13 E2 256
↑↑↑フェマーラの場合はE2×4で考えるそうです。
そうなると256×4=1,024
大きめ卵胞2つと小さめ1つの卵胞が見えていたので、妥当な数値なんだなと納得しました。
2日後の採卵と採卵後の問診は院長先生でした。
採卵や移植の際に安静をとるベッドルームに、患者さんが好きなことを書ける連絡ノートが置いてあるクリニックなのですが(わたしも書きましたー
)、院長先生は「神」と呼ばれていて、イケメン、優しい、わかりやすい、採卵が全然痛くない、と大人気の先生です。
その院長に3回刺してもらいましたが採れた卵子は1つ![]()
でも採れただけよかったです。
A〇Tでの最初の採卵なので、まずは胚盤胞ではなく受精したら4分割で凍結しましょうとのことでした。
1月にK〇Cでクロミッドを処方されて少し飲んでしまっていたのですが影響があるかもしれないと。でも。。。2ヶ月はたっています。
院長によると、おそらく体に成分が残りやすい体質だろうから、ピル(ソフィアA)を処方するので、きっちりと影響のある卵胞を消してから来月もう1度採卵しましょう、とのこと。
本当は飲みたくなかったのですが、院長は優しく丁寧に説明してくれるので素直に従おう、と思えたのでした。
K〇Cは系列なのでカルテ開示の連絡をしておくから、帰りにK〇に立ち寄ってカルテ開示同意書にサインをするように言われたので、採卵後はK〇Cへ行ってから帰りました。
採卵から2日後、A〇Tの培養室に電話をすると、無事に受精して4分割になり凍結できたとのこと。
やったー![]()
初期胚とはいえ、不妊治療をしてから新鮮胚移植ばかりで2年のうち1度も受精卵を凍結をしたことがなかったわたし(我ながらびっくりです)
胚の種類にかかわらず「凍結できた」っていう事実がすっごくうれしかったんです![]()
子宮頸がんの治療は3月の上旬の時点でまだ病院から連絡はありませんでした。
週3はジムかホットヨガに通ったり、水素のサプリを飲み始めたり、水素吸引も継続していましたが、オーガニックのお店に行ったある日、お店のお姉さんに、円錐切除しなくても治す方法は調べてみた?と聞かれ温熱療法というのがある、と教えてもらいます。
保険の対象ではない民間療法になってしまうけれども、切除しないでがん治療が出来るものというのであまり扱っている施設はなく、お店のお姉さんは大阪のクリニックになにかあったらいつでも行けるように初診を済ませている、ということでした。
大阪までは行けないので、東京で同じような温熱療法のクリニックを探してみたところ、家と同じ沿線に1軒ありました!!
そこに電話をしてみると、初診は何ヶ月も先までいっぱいとのこと。
キャンセルが出ることがあるので、何度かかけてもらうとよいと言われたので、数日後、あきらめずに電話をしてみると翌週にキャンセルが出ていました
初診は平日の16時まででしたが迷わず早退しました。
さっそく検診のデータを持ってクリニックへ行きました。
昨年末と1月のデータを渡すと、こちらで10回くらい通ってもらえれば悪い細胞はなくなるでしょうと言ってくれたので、その日から治療をお願いしました。
患部に熱を加えるという方法の治療なのですが、正常細胞は49°まで耐えられるけれども、がん細胞は43°くらいまでしか耐えられず熱に弱いので、正常細胞に影響を与えない温度でがん細胞の温度だけを上昇させるというものです。
照射時間も短く、2回目以降は会社帰りにも受付をしてもらえたので通うのが苦ではなく、なにより妊娠前には切除手術はしたくないわたしにとって夢のような治療法でした。
不妊治療をして採卵をしていることも伝えたら、卵子には影響はないそうなので安心しました。
民間治療となるので、保険はきかずに1回の治療費も少しだけ高かったのですが、円錐切除で数日間入院して手術をしても結局数万円はかかると思いがんばって治療に通いました。
わたしの場合は週1~10日に1度のペースでした。
細胞は生まれ変わるまで3ヶ月はかかるので、今がん細胞にたとえダメージがあっても、死滅した悪い細胞は剥がれ落ちたりしないので検診をしても結果は変わらない。もしもがん検診をするならば3ヶ月後の6月くらいにならないと結果は変わらないと思う、と先生に言われました。
ちょうど会社の健康診断の時期が6月くらいなのでちょうどいいな、と思いました。
体作りだけではなく、いろいろと治療法まで教えてくれたオーガニックのお店のお姉さんには今も頭が上がりません。
この治療法で3ヶ月後にかけよう!と思ったので主治医の病院に電話をして手術の日はまだ決まっていませんでしたが、手術はキャンセルしました。
主治医は何年も診てもらっていて尊敬していますし、もしもすでに子供も何人かいたらもちろん円錐切除していたと思います。
今後出産をして同じように検診でひっかかったらもちろん切除をしてリスクは取り除くと思います。
あくまでも、この時のわたしには温熱療法のほうが合っていた、ということです。
3月後半、また生理がきたので新宿A〇Tへ。
先生には、子宮頚部異形成の治療法を変えたので、6月にもう一度子宮頸がんの検診をするまで移植ができないので、それまでは採卵⇒凍結ができないかお願いしました。
検診の結果が出たら必ず見せることを条件にOKしてもらえました。
またフェマーラ5日分を処方してもらい、1週間後にチェック。
さらにもう1日、翌日にもチェックに行きました。ホルモン値も問題ないとのことでその2日後に採卵が決まりました。
この周期のホルモン値
D3 FSH 12.7 E2 35 ←問題ないとは言われましたが、FSHは10を超えてしまいました![]()
D10 E2 173
D11 E2 368
2017年4月
卵胞が2個大きめのが見えていて、2個成熟卵が採れました![]()
ところで・・・「神」と呼ばれている院長先生はいつも優しい言葉をかけてくれます。
「採卵とっても頑張りましたね。頑張ってくれたのでいい卵が2個採れましたよー」と言ってくださり、頑張って採ってくれたのは院長なのに、と思いました。
相方にも「運動率とってもいいですよー」とか毎回ポジティブな言葉をくれるので、このクリニックだけは一緒に来るのが全然苦ではない、と言っていました。
もちろん患者さん全員にこういった言葉をかけているのだと思いますが、治療していてモチベーションも上がるし、わたしはこういう先生が増えたらいいな、と思います。
3月に、4分割の初期胚を1つ凍結していたので、この2つは最初から胚盤胞を目指していきましょう、となりました。
凍結した4分割のグレードを聞いたら1番いい「1」でした。今までどんなによくてもグレード2だったのでこちらも嬉しかったです。
約1週間後、A〇Tの培養室に電話をすると、1つ胚盤胞になり無事に凍結できていました![]()
わたしが聞く前に培養士さんの方から「5日目胚盤胞でとってもきれいでいい状態ですよ。次回の来院の際に先生から写真をもらって見てくださいね」と明るく言ってくださり、電話を切った後、家で1人飛び上がって喜んだのを覚えています![]()
(それが今お腹の中にいる赤ちゃんなんです
)
残念ながらもう1つの卵は12分割くらいで成長がストップしていました。
A〇Tでは受精卵の「卵アルバム」というのをいただけます。
凍結した受精卵はもちろん、途中で成長がストップしてしまった卵の写真もくれるのでとってもわかりやすいし、参考になります。
4月初旬に初の胚盤胞凍結が出来てから数日後。
銀座の両○レディースクリニックの初診の日がやってきました。
ずっとブログを呼んでいた先生に会える!ちょっとした有名人に会うような気分でした!
最近のAMHの結果等は持っていったのですが、あらためて確認したい項目もあるのでということで採血から始まりました。
その後いよいよ両○先生の診察!
生理が来る何日か前だったのでその日はなんの治療も出来ませんでしたが、わたしにはどの治療法が合っているか等親身に説明してくれてイメージ通りの優しい先生でした。
月によって見える卵胞が違ってくるので、もしも5個くらい見えていたら中刺激も考えていこうと言ってもらえました。
A〇Tの結果を話すと、やっぱりわたしにはクロミッドよりもフェマーラの方が合っているのかもしれないとのこと。
数日後に体外受精説明会があるので、夫婦で参加をしてと言われたので予約をして帰ってきました。
相方も連れてその後参加しています。
看護師さんには、A〇Tで凍結できた受精卵をぜんぶ移植してからこちらの治療をスタートしますか?
それとも凍結したまま、こちらのクリニックでも刺激等をして凍結卵を増やしていく方向にしますか?と聞かれたのですが、そういえば順番まで考えていなかったな。。。と即答できず。
先にA〇Tで凍結卵を移植して妊娠された場合には連絡を頂けますか?先生はうちで妊娠しなくても全然気にしないし、患者さんご自身が妊娠したっていうことを喜ぶ人なんですよ、と言っていました。
本当にいい先生なんだな、と思いました。
でも生理3日目に見えている卵胞が2つ3つならフェマーラの誘発だけだと思うし、そうなるとA〇Tの治療と同じになるのかな。
Kクリニックではなく、2年前のもう少し卵巣の状態がいい時に両○先生のところにもっと早く来れていたらいい刺激法が出来たのかなぁ。。。なんていろいろ思いながら帰りました。
4月後半になり、また生理がきてA〇Tへ。
もしも4つ以上卵胞が見えていたら両○へ行って刺激をお願いしてみたいな、と思ったのですが見えた卵胞は2つ。
しかもFSHもまた10を超えてしまっていたので、自己判断でそのままA〇Tでフェマーラで採卵したほうがいいかな、と思いました。
この周期のホルモン値
D3 FSH 10.8 E2 32
D10 E2 155
D11 E2 300
D11でE2が300あったので2日後に採卵をしました。
びっくりしたのですが、フェマーラだけの誘発で院長は4個も卵子を取ってくれました。
成熟卵3個と未熟卵1つです。
未熟卵は少し培養を続けて成熟してから、体外ではなく顕微授精を勧められたのでその通りお願いしました。
新鮮胚は1個あるので、また全て胚盤胞を目指すことになりました。
2017年5月
採卵から1週間後、4個のうち1個でも胚盤胞になってくれたらいいなと思いながらA〇Tの培養室に電話。
また1つ胚盤胞になり凍結出来ていましたー!
成熟卵ではなく、未熟卵から顕微授精した卵子が胚盤胞になったとのこと。
小さい卵子まで採ってくれた院長には本当に感謝です。
5月の生理後、またA〇Tへ行った時に凍結できた2個の胚盤胞のグレードを院長に聞きました。
4月に最初に凍結できた分も、未熟卵が胚盤胞になった分も「AB」でした。
最初のAは赤ちゃんになる部分。
次のBは胎盤になる部分。
年齢が高いわりにはとってもいい胚盤胞ですよ、とこれまた優しい院長は言ってくれました。
転院してA〇Tでフェマーラ誘発にしてからは遺残卵胞も出来ないし内膜も薄くもならないし、やっぱり相性がいいようです。
なにより今までのクリニックよりもとってもいい状態の受精卵が3ヶ月連続で凍結できたし、クリニックの人達も院長はじめあったかい感じの人ばかりだし、本当に転院してよかったと思いました。
この頃は、平日の場合は会社帰りに、
月曜日 お灸
火曜日 ホットヨガかジム
水曜日 温熱治療
木曜日 ホットヨガ
金曜日 フリー
土曜日 朝一 ホットヨガ
日曜日 朝一 ホットヨガ(土曜日に行けなかった場合か、土日連続の時もあり)
※会社を出社前に週一どこかで水素吸引(スイソニア)
というスケジュールでした。
体作りも頑張ったつもりだったし、さらにA〇Tのようなクリニックに転院できたので6月に子宮頸がんの検診をまた受けて、移植するのが楽しみになってきました。
ここまで3個受精卵を凍結できたのですが、この月も採卵して出来たら凍結したいと相談して採血の結果を聞いたところ、見たことないようなFSHの数値にショックを受けました。
なんと30近くも・・・
でもE2は悪くないし、卵胞が一応2個見えているので誘発してみましょうということになりフェマーラを処方してもらいました。
3ヶ月間順調にいっていたからこのままこの状態でいける!と自信がついてきたところが急に不安になったりもして。
でもFSHは月によって変動するし、卵子の質ともあんまり関係ないから考えないように、って励まされて中止せずに採卵に挑戦しました。
この周期のホルモン値
D3 FSH 29.6 E2 35
D10 E2 160
D11 E2 210
結果は成熟卵が2個に未熟卵が1個でした。
未熟卵は前回と同様に成熟卵まで培養させてから顕微しました。
結果・・・A〇Tにて初めての全滅でした。
あとで卵アルバムをもらったのですが、全部胚盤胞までいっていたのに、大きさが凍結基準に満たなかったり、胚盤胞になったのに凍結前に退行、と書いてあり縮んでしまった写真でした。
A〇TではFSHと卵子の質は関係ない、とは言っていましたがE2もいつものように上がらなかったし、卵巣がお疲れモードになってきたのかもとやっぱり心配になったのでした。
そして翌月の6月にはまた子宮頸がんの検診もあるので、一度お休み周期を入れよう、と院長に言われてピル(ソフィアA)で卵巣をお休みさせることになりました。
2017年6月
会社の健康診断のオプションでしたが、子宮頸がんの検診を追加しました。
結果が届いて、さっそく温熱治療のクリニックに持っていきました。結果はクラスⅢaに値する、というものでした。
一応1月の結果よりも良くはなっていました。
3ヶ月も温熱治療をしてきたので、悪い細胞は死滅しているはず。
まだ異形成がありという診断ではあるけれど死滅しているものが結果に出てしまっているので、さらに時間がたつとそちらも剥がれ落ちてもう少ししたら正常の結果になるはずだと言っていただけました。
この日を最後に温熱治療は終わりました。
次回のフォローアップは秋くらいに、妊娠した場合には出産後に来てくれたら大丈夫とのことでした。
2017年7月
生理3日目にA〇Tへ。
子宮頸がんの結果を持っていきました。
温熱治療の先生に言われたことを伝えると、では今月から移植していきましょう、といよいよ移植周期に入ることができました。
ここまで長かったなー![]()
そのまま移植だけにしようと思っていたのですが、最後にもう1回だけ採卵しておきたいと院長にお願いして採卵してもらうことにしました。
この周期のホルモン値
D3 FSH 15.9 E2 38 → 前回の29よりは下がったとはいえ、やはり2017年になってからは10を超えることが多いです
D10 E2 361
D12での少し早めの採卵でしたが、成熟卵が2個採れました。
移植前の最後の採卵!と期待していましたが、こちらは前回と同様凍結できずに全滅となってしまいました。
胚盤胞どころか1つは受精したかもわからないままで、もう1つも4分割でストップ。
結局、A〇Tでも最初の3ヶ月はとんとん拍子に凍結出来ましたが、後半2ヶ月はボロボロの結果に![]()
でもそういう月もあるさ!ってことで気を取り直して移植です!
4月の5日目凍結胚盤胞が1番いい状態なので、その胚盤胞を移植することに決定しました。
凍結卵の場合には、採卵日から4日目に移植すると成功率が高いそうです。
A〇Tは採卵の日は朝一で行って、手際もとってもよいので10時過ぎにはクリニックから出れることが多いのですが、移植日はわたしのホルモン値や内膜の状態を見てから凍結卵を融解していきそこから移植するので半日はかかる、と言われていたので移植の日は会社は有休をもらいました。
移植日のホルモン値
E2 41
P4 16.5
内膜12mm
朝一で行って採血、内診の後に問題がないので融解が決定!外出OKだったので近くのファミレスで早めのランチ&お茶をして時間をつぶしてからA〇Tへ戻りました。
移植してくれたのは安心の院長先生でした。
飲み薬のジュリナという錠剤と、ルティナス膣錠という黄体ホルモンの補充の薬を処方してもらってから帰りました。
判定日の1週間後までドキドキしながら毎日を過ごしました。
K〇Cで妊娠した時には、判定日よりも前に股関節が痛くなったり、太ももが引っ張られるようなピキーンとした感触があったんです。
移植の数日後に同じような痛みがあったのでもしや!と喜んだり、痛みがしばらくないと違うのかな、と思ったり。
でもこれがダメだったら・・・という気持ちだけはなるべくもたないようにして過ごしました。
そして、判定日![]()
採血してからもソワソワ。
診察室に呼ばれると初めて会う男性の先生でした。
HCG 47.2
「妊娠していますよ。数値も悪くないです。」と言ってHCGやE2の数値のシールを渡してくれました。
やったー![]()
とバンザイした気持ちで数値を見ると47。
1年前にK〇Cで妊娠した時も同じ47という数値で完全流産したのを思い出してしまいました。
その事を伝えると、新鮮胚と凍結胚盤胞の数値の見方が違うので、この数値はいい方ですよ、と言ってもらえて、安心して涙が出ました。
E2が低くならないように引き続きジュリナを飲むことと、ルティナス膣錠ももう少し継続するように言われて、会計待ちの間に相方にLINEで報告![]()
すっごく喜んでくれました。
この時で3週5日(3W5D)です。
次回は5日後の診察となりました。
帰りにホットヨガの受付に寄って、妊娠をしたのでお休みではなく一度解約したいと伝え解約をして帰りました。
BT7 ホルモン値
HCG 47.2
E2 292
2017年8月
陽性が出てから5日後。
朝一で新宿A〇Tへ。
診察は院長先生
みんないい先生のクリニックですが、やっぱりわたしは1番安心します。
HCGは前回の数値よりもこの日の伸びの方が重要なので10倍くらいなってほしい、と祈るような気持ちでした。
結果、800を超えていて院長に「これはとっても順調でいい数値ですよ。次回は5日後で胎嚢確認です」と言ってもらえました。
1年前の時には数値が伸びなかったのですが今回は17倍!ここをクリアできてよかったです。
この日もジュリナとルティナス膣錠は継続となりました。
BT12 ホルモン値
HCG 825.1
E2 373
5日後の胎嚢確認の日。美人女医さんでした。
胎嚢は8.1mm。ホルモン値も順調。
胎嚢の大きさも問題ないらしくホッとしました。次回は10日後の心拍確認です。10日って長いなぁ・・・
ジュリナとルティナス膣錠は継続。
BT17 ホルモン値
HCG 8148
E2 424
10日後、いよいよ心拍確認の日。
K〇Cと兼務されている若い男性の先生でした。
胎芽(赤ちゃん)4.4mm 小さい!! そして心拍が見えましたー。 心拍数は116
心拍は120あれば理想的だとネットで見ていたのですが、誤差の範囲でまったく問題ないとのこと。
やっと、やっと、ここまでクリア出来ました。
どうかどうか、このまま心臓が動いてくれますように!ルティナス膣錠のみ継続となりました。次回は10日後!
BT27(6W4D) ホルモン値
HCG 64124
E2 852
8月も後半となりました。8W0Dのチェックです。また初めて会う男性の先生でした。
胎芽14.4mm 心拍数は169で順調でした。
本来はこの日で卒業する人が多いみたいですが、わたしの場合は高齢ということもあり、もう一度5日後に診てからに。
それまでに産院を決めてくるように言われました。
薬はこの日から処方なしとなりました。HCGの数値もこの日から計測はなかったようです。
BT37(8W0D) ホルモン値
E2 1365
2017年9月
待ちに待った卒業予定の診察です。
最後は・・・院長先生でした![]()
胎芽は2cmまで成長していて、心拍は前回と変わらず169。190くらいなくて平気なのかな?と思いましたが
「順調なのでもう大丈夫でしょう。おめでとうございます」
とここで初めて院長に「おめでとう」って言ってもらえました![]()
本当に本当にうれしかったです。A〇Tに転院してよかった、本当に思いました。
尿検査の結果を聞いたり、少し質問させてもらったり、産院への紹介状を書いてもらったり、、看護師さんにも挨拶をして晴れて卒業となりましたー![]()
BT42(8W5D) ホルモン値
E2 1495
こうして、わたしはやっと妊娠することが出来ました。
2014年の秋に本格的に不妊治療を決意して2015年1月からスタート。
2017年7月に妊娠したので2年半かかりました。
サプリ、筋トレ、ホットヨガ、お灸、オーガニック食品、水素風呂&水素吸引、子宮頸がん異形成の治療、不妊治療のクリニックの何度かの転院、なにが妊娠につながったのかと聞かれたらすべてなんだなぁと思うけれど。。。
でも1番は苦もストレスもなく通えた新宿A〇Tに転院したことだと思います。
技術はK〇Cと変わらないと思います。
卒業したかったのに、いざ卒業してしまうとさみしい気持ちになるクリニック。
それだけ院長はじめ、他の先生も看護師さん達も話しやすくて雰囲気のいいクリニックでした。
A〇Tでの3個の凍結胚のうち、1個目の凍結胚盤胞で妊娠できたので、実はもう1個の胚盤胞と4分割の新鮮胚は凍結期間の延長をしました。
ダメ元かもしれないけれど、せっかく育ってくれたのだからお腹の中に戻したいな、という気持ちがあって相方とも話した上で延長をしました。
まだどうなるかはわからないけれども、またお腹に戻すその時がきたらブログに書こうとは思っています。
ちなみに、子宮頸がんの検診は9月に産院に転院した時に初回の検査項目に入っていたのですが、結果は正常になっていました。
こちらもまだまだ気が抜けないので今後も検診は続きますが![]()
学生時代の友達もこの時期妊娠していたり(2人目ですが)、周りで40代の妊婦さんが多いほうだったのでみんなに妊娠菌をもらえました。
みんなすんなり妊娠したわけではなく、途中で悲しいこともあったけれどもあきらめない子が多く、「次は大丈夫」「絶対あきらめるな」とマイナスなことを言われるよりもこっちが引いちゃうくらい(笑)熱い言葉をくれる子が多くて、不妊治療中も心強かったです。
たくさんの人達に支えられてここまでこれました![]()
すごーーーく長くなりましたが、これがわたしが妊娠できるまでの道のりです。
ダラダラと書いてしまう癖があるので読みにくかったと思いますが、最後までお読みくださった方、ありがとうございました。