こちらの続きです。
 

ゆこを預けて2時間半後、お迎えへ🚗

 

 

獣医師さんとのお話

MRIの画像を見ながら説明していただきました。

今回、脳や神経に異常は見られませんでした。脳のシワもしっかりあるし、チワワに起きやすい水頭症の心配もないそうです。(側脳室という場所が大きくなるらしい)

 

 

脳とは別に、中耳に軽い炎症が見つかりましたが、そちらは経過観察となりました。

ゆこは麻酔から覚めやすい体質なようで途中2回ほど覚醒してしまったそうです。その際に気管チューブで傷が付いてしまい痰にピンクの血が混じっているけれど心配はいらないとのことでした。

この検査結果は主治医に連絡して下さったそうです。

 

 

診断名は、特発性てんかん

ゆこが起こした痙攣は脳に異常が無く原因が不明の『特発性てんかん』という診断になりました。

さらに発作の分類は『焦点性発作』という脳の一部分で起きる発作だそうで、そこに関係のある場所に症状が出るそうです。(ゆこは前足)この発作は意識がある事が多いらしい。

脳全体に発作が起きるものは『全般性発作』と言うそうで全身が痙攣して意識を失ってしまう事が多いらしい。

 

 

ゆこをお迎え

朝の看護師さんが連れてきてくれました。私がゆこを抱っこした途端、すごい勢いで咳込み出しました。興奮すると咳が出やすいそうなので当日は安静に、穏やかに過ごして下さい。とのことです。

食事や水分は2時間後からとってOK。(むせやすいので少量ずつあげること)

 

 

帰宅

 

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ご飯を食べたらお昼寝💤

疲れちゃったよね。にすけも付き添いお疲れ様でした。

この日は咳が酷くて、何度も痰を吐きました。翌日にはだいぶ良くなり、3日目にはほぼ元通りになりました。

 

 

主治医と今後の治療について相談

検査センターで頂いたMRIデータを主治医に見てもらい、今後の治療について相談しました。

てんかんを完全に治す事は難しいそうで、治療としては『ボヤ(発作)が起きないように、燃え広がらないように、あらかじめ水(薬)を撒いておこうね。』という例えで説明していただきました。

→なるべく発作が起きないように(頻度を減らすように)、発作の場所が他の場所にも広がらないようにお薬を飲んでコントロールして行こうね。ということです。

今回ゆこは1ヶ月半ぐらいの間隔で発作が起きたので、まずはその間隔を伸ばすことが目標です。

お薬はゾニサミドを1日2回、1ヶ月間飲んでみます。

 

 

MRIの費用

約10万円でした。それまでにかかった病院代を合わせると約17万円。(レントゲン、エコー、血液検査代など。2度目の発作は深夜だったため夜間病院の時間外診察代も入ってます。)

保険で数万円は戻ってくるけれど、やはり高額です…

『恐らくてんかんだろう』という仮定で治療をはじめる事も出来ましたが、他の病気を疑う不安はずっと消えないし、確定診断できれば先生も薬の調整がしやすいとのことだったので受けて良かったと思います。あと中耳の炎症を知れた事も良かった!

 

 

てんかん発作が起きた時は…

・飼い主さんは慌てないこと

・わんちゃんに不安が伝わるので冷静に

・発作中の動画を撮る

・発作の時間がどの位だったかもメモする

 

↑初めての発作の時にパニックになりかけた私が先生に言われた事です😅

『わんちゃん自身には痛いとか苦しいとかいう感覚は恐らく無いので、お母さんは落ち着いて見守ってください』と。

 

二度目の発作の時は何とか動画を撮り、それがとても役に立ちました。先生に口頭で説明しても上手く伝わらないこともあると思うので、百聞は一見にしかず、です。

先生は発作の時に意識があるか、と痙攣してる場所(全身なのか部分的なのか)をまず知りたいそうなので、動画が間に合わない場合はそれを説明出来れば良いのではないかと思います。

 

 

以上です。メモしたこと思い出したことを詰め込んで書きました。素人なので間違いもあるかもしれませんが、その際は訂正して行きます。