昨日と同じ曇。昨日と同じ道。昨日と同じ夜。
毎日同じ時間に同じようなことをする。日課ではない日課。1週間前にしたことを思い出すことができない。何もしていないから。

今日もいつものように学校に行き、仲良くない人達と狭い部屋で意見交換。無意味な時間。ほんとはみんなと大講義室の授業をサボり、笑いにあふれたキャンパスライフが続くはずだった。あいつがなければ。

世間ではワクチンの効き目があるとかないとか言ってるけどそんなんはどうでもいい。おれには傘を持っていない日に雨が降る方が問題である。

今日もいつものように塾のバイトにいく。急に生徒が欠席したから遅番になった。怒りを向けるにも病欠なら仕方ない。おれもやっていたから。

憂鬱なバイトが始まったが、今日は幸いにも仲の良い生徒。生徒に優劣をつけてはいけないのは知ってる。けど、生徒にも相性というものがある。決して嫌いとかではない。相性に合わないだけである。その子の隣には初めて担当する生徒。ではなかった。メガネをとり、髪の毛も可愛く結っていたからわからなかったが昔の担当生徒であった。垢抜けていた。ただ、垢抜けいても生徒に変わりはない。思い出話に花を咲かせ、複素数を教えて終わる。これで今日1日も9割終わった。あとは風呂と歯磨き。何か明日、新しいことが生まれないかな。