お元気ですか?
私は一時期身体を壊し調子が悪かったのですが、
「元気がない」と正直に公表できるのが女子アナを辞めたメリットだなぁなんて
プラスに感じたりもしています。
みなさんは、カメラの前やオーディションでそんな姿を見せちゃダメですよ!
「元気や勇気を出して頂く」のが女子アナの役割ですからね。
さて、なぜか最近アクセスが増えたらしいのだけど、、、受験シーズンだからかな?
せっかくなので、久しぶりに
「緊張」について書こうかな(前も書いたっけ?)
まず、緊張してしまう皆さんにざっくり聞きますが、
緊張するのはどんな時でしょう?
カメラテストの時?
自己PRの時?
原稿を読む時?
即興でリポートやらされる時?
きっとこの全てが皆さんにとって緊張する時なのでしょうね。
まず、緊張したら、
アナウンサーの仕事って何なのかを思い出してみて下さい。
「相手」にモノを伝えるお仕事ですよね?
では、緊張している時のご自分の心は、相手に向かっていますか?
たぶん向かっていないと思います。
「どう見られているのだろう?」
「うまく笑顔を作れているかな?」
「あの審査員さん、怖そう」
「他の子のほうが可愛いよぅ(T_T)」
などなど。緊張って、きっとこんな感じ。
つまり、心が「自分の恐怖」に向かっている状態です。
完全に、心のベクトルが「自分」に向かっている状態だと思いますよ。
その様子が、審査員の目に「緊張して可愛いな」と映ればまだ良いけど、
「相手を考えていない」と評価されてしまうケースが多いです。
アナウンサーはどんなに怖い現場でも
自分の心を「相手」に向けなくてはいけません。
相手とは、視聴者や取材相手のこと。
自分の恐怖よりも、相手を大切にするのです。
だから、緊張したら、まず
「今、わたしは心が自分に向かってしまっている」と理解し、
すぐに「相手を大切にしよう」「相手に心を向けなきゃ」と意識を変えるの。
自分のためではなく、人のため。
アナウンサーは、実は
「目立つ人」ではなく「目立つサポーター」なのです。
この心の持ち方さえ間違えなければ、
つまり、意識の方向性さえブレなければ、
多少読み方が下手でも、審査員に好かれます。
つまり、受かりやすくなります。
でも、緊張しちゃうよね。分かるよ。
私も以前、ある病気を抱えていた時、
不安になり緊張している状態が多くなりました。
そんな時、テレビに救われていました(笑)
私は本当にテレビが好きです。
ぜひ、未来はあなた達がアナウンサーになって
お茶の間や病室にいる人達のために
スタジオ内で抱える緊張を乗り越えて、心のベクトルを私たち視聴者に向けて
私たちに何かを伝えて下さいね。
私を含めた視聴者を笑顔にするために、あなた達の緊張を乗り越えて下さい。
オーディションという場所は、
そういうことが出来る人を、数百、数千の中から選ぶ場所です。
アナウンサーとは、「自分が、自分が」に見えるようで
「相手へ、相手へ」を意識するのが基本です。
Mayでした
転職・キャリアランキングへ
オーディションランキングへ
にほんブログ村
自己PR書の趣味欄に何を書くべきか。
よく聞かれる質問であり、私もアナ受験の際に悩んだ点です。
結論から言うと
「その趣味について5分間喋り続けられるような趣味なら、何でもいい」
です。
趣味と言うからには、あーだこーだ多角的に話せるくらいでないと、
専門家集団の放送局では相手にされません。
前にも言いましたが、審査員の中には記者もいて、
記者は人の嘘を見抜くのが大得意です。
そんな審査員たちに
「この受験生は本当にこの趣味が好きなんだな」
と思わせなきゃいけません。
趣味は、特技ではありませんから、下手でも良いんです。
(自分から「下手なんですが」と言わないこと!)
で、私は、「フィギュアスケート観戦」と書きました。
各選手の戦歴、審判基準の変化、選手の化粧、衣装、
各アイスリンクの大きさ、選手のコメント、選手の家族、
ジャンプの種類、監督の性格、アイスショーのギャラ、訓練所の特徴などなど、
オタクっぽく延々と語れる自信があったからです。
なんとなく好きなこと、なら沢山あるかもしれませんが、
オタクっぽさを滲ませることができるレベルまでその趣味について研究する!
というのが大切です。
私の従姉に、パンを食べるのが趣味という人がいます。
都内のパン屋からそれぞれ適当にカレーパンを買って、紙袋を隠し、彼女にパンだけを渡すと、
彼女は、半分に割っただけで、どのパン屋のカレーパンなのかを全て即答できます(笑)
なんでも「人参の切り口で分かる」のだとか。
食べなくても、匂いを嗅がなくても、東京23区もあるのに、当てるのです(汗)
彼女はマスコミで働く意志が全く無く、消防署に勤務しましたが、
私はカレーパンを見分ける彼女を見ながら
「マスコミを受験したら強そうだなあ」と思っていました。
趣味欄に「パンを食べること」と書いたら
確かに「バレエ」「マラソン」などと比べると華がないのですが、
アナ受験で審査員が求めるのは「オタクさ」ですから
華やかな趣味である必要がありません。
趣味欄に「パンを食べること」と書き、
特技欄に「食べなくても割るだけでパン屋を当てられます!」
とでも書けば、審査員は喰い付きますw
あなたがオタクになれる趣味は何ですか?
身近なもので構わないので、ご自分が本当に好きなものを見つけて
5分間話せるレベルになることを目指して下さいね!
Mayでした
転職・キャリアランキングへ
オーディションランキングへ
にほんブログ村