情報バラエティー番組(生放送)に出演していた時のこと。
私の担当は「視聴者からのお便りを発表する」サブ的なものでした。
司会者・女 「さて、視聴者さんからのFaxやメールが続々届いているようですね?」
司会者・男 「いくつかご紹介頂きましょう!Mayさ~ん!」
May 「は~い!今日もたくさんのお便り、ありがとうざいます!
まず・・・・(うわ!やべえ、なんだこれ??)
えーと、はい!こちらですね(他のFaxを手に取る)。
〇〇市の△△さんからのFaxです。
『先日、うちの息子が・・・・・・』 」
司会者がサブキャスターの名を呼び、お便りを読むコーナーに移る。
よく見る光景でしょう?
私はまさに生放送でそれをやっていたのですが、
生放送でドタバタしている現場だからこそ
ADさんも、届いたFaxやメールの内容をいちいち精査する時間もなく
プリントされた束をワサッと私に渡し、読むお便りの選択も私に任せていました。
で、なぜ私が1枚のFaxを手に取ったものの (うわ!やべえ) と直感し、
別のFaxを選んで読んだかというと、
最初に手に取ったFaxは、視聴者さんからの悪戯?だったからなんです。
そこには何が書かれてあったかというと、
『 この番組の司会者男と司会者女が、
〇月〇日に、△駅のホーム脇で、ディープキスしてました!
ぜひ番組で読んでくださいwww 』
・・・・・・ 読みたい気もするが読めないよ。。
他にも、こんな時もあったな。
『Mayさん、今日は顔ツヤが良いですね。
昨晩カレシにたっぷり可愛がられたんですか?』
・・・・・・・・ 豚足食いすぎて、顔が脂ぎってるだけなんだが
生放送中にこんなもの送られても、読めるわけないですorz
そこで、驚きを全く顔に出さず、しれっと別のお便りに切り替えて読み続けるのが
生放送で求められるスキルでもあります。
こういうのを送ってきた視聴者さんたちは、全画面にアップされた私の顔を見ながら
ニヤニヤして眺めていたんだろうなあ。
悪戯好きな視聴者さんからは、アナウンサーに必要な瞬発力を
こうして鍛えられ続けましたデスヨ。。。
生放送で、こんな目に遭うのは、次は、
いまこのブログを読んでいる、局アナ受験生のあなたかもしれません。