なかなか更新できずにおりました。
アナウンサーになりたい方々から直接メッセージを頂くことが多いのですが、
正直なところ、
「人生の貴重さを理解してこなかった」
あるいは
「理解しようとしない」
と思われる方々から、連絡を頂くことのほうが多く、
そういう性格がアナウンサーに向いていないんだよなぁ![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
とガッカリさせられるケースが何度かありました。
それで、ちょっと、このブログの更新頻度を下げるべきかなぁと。
そんな風に考えています。
ところで、人生とは、「時間」と「人」です。
確かに私は34歳にして6社の局アナ受験に受かりました。
「女子アナ30歳定年説はウソだよ」という
生き証人でもあります。
でも、
私が受かった理由は、
34年間それ相応に、時間と出会いを大切にしてきたから、
34歳だろうと受かったのかもなぁ、と 自己分析しています![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
人生の構成要素である「時間」と「人」を、大切にしてきたから。
「40歳になりました。今まで放送業界でバイトもしていません」
という方、
私が「体調悪い」とメッセージをお返ししているのに
「お見舞い」とこじつけて、まだ会ったことの無い私に
面会を何度もご依頼(強要)なさる方、
などなど、、、
「時間」と「人」を、大切に生きて下さい。
そして、その2つを大切にしなかったことが
アナウンサーに受からなかった原因なんだ、という事実を
まずは受け入れましょう。
それが、いわゆる普通の人がアナウンサーに受かる近道だと思います。
33歳の時、あるアナウンススクールを、人から紹介されて、訪問しました。
学長は私の年齢とさほど美しくもないビジュアルを見るやいなや、
呆れて、思わす鼻で「フッ」と息をもらすほどでした。
ですが「まぁ、○○さん(紹介者)が連れてきた方なら、、、」と
しぶしぶ受け入れている状態でした。
学長は私をあまり好きではなさそうでした。
「人」の紹介が無ければ、私を門前払いするつもりだったのでしょう。
それが33歳に対する世間のリアルなんです。
いくら海外で記者キャリアがあった私に対しても、そういうものです。
私は、まず、その現実を受け入れました。
そして、新人になった気持ちでレッスンに真面目に通い、
先に入学しているクラスメイトが10歳以上も年下だろうと
彼女達は先輩なんだから、敬語で接し通し、
それはもう、あらゆる事象に対して謙虚に、
かつ、前向きに取り組んでいました。
学長の態度が変わったのは、数週間後です。
ある日、10歳年下の先輩から、そっと告げられました。
「Mayさんは人を大切にするから、たぶん受かる、と学長が仰っていましたよ」と。
「33歳なんだけど頑固じゃなくて、返事だけ良い愛想屋でもない。
各講師の指摘をもとに、翌週までに直してくるからMayさんは受かる、
と仰っていましたよ」と。
私は、通ってから2か月後にまず1社に受かりました。
その日は、34歳の誕生日でした。
その後は立て続けに、5社に受かりました。
6社目に受かった頃、私は34歳6か月でした。
このエピソードが、長年受からない方々のお役に立てれば幸いです。
あと、冒頭に示した理由と、最近の忙しさから、
直メッセージを頂いてもお返事できない可能性のほうが高いので
恐れ入りますがご了承下さい。