君は僕の宝物~アニメ・ゲーム・オリジナルBL小説~ -10ページ目

君は僕の宝物~アニメ・ゲーム・オリジナルBL小説~

オリジナルをはじめ、アニメやゲームなどのBL小説

初めて会ったのは入社して3ヶ月



研修期間を終え、それぞれ配属部所も決まり俺たち同期は集まり慰労会を開いた



ビールを片手に回りに群がる女子社員の隙間から見えたソイツはちょっと小柄な男……黒髪で大きな瞳、男にしては白い肌……



目の前の女子よりも可愛く見えた



小さいクセにちょっと偉そうで……それでいて打たれ弱そうで……見てて飽きないヤツ




仲間たちにからかわれて耳まで真っ赤にしている姿は微笑ましくて素直に可愛いと思った



アイツ、名前はなんて言うのかなぁ……




『ねぇ、彼の名前知ってる?ほら、あのちょっと小柄な彼…』



隣にいる香水臭い女子に尋ねてみた……コイツら絶対男は把握してるだろ



「あ~、あの可愛い顔した彼?確か水野悠嘉君かな……顔は可愛いんだけどね~……」



顔は可愛いんだけどね?…あ~、自分より可愛いからあの手の男はダメってやつな



そりゃあ並んでたらどっちが可愛いかってなるわな




まあ、それはいい……水野悠嘉か……ふふ、名前まで可愛いじゃん



絶対アイツこの名前嫌ってるよな……だって回りの男共にゆかチャンって呼ばれて真っ赤になって怒ってる



バカだなぁ……そんなに真っ赤になって怒るから尚更からかわれてる事気づいてないな



あっ……目が合った?



って、真っ赤になって逸らされた?



………ほんと、興味深いヤツ





それが悠嘉を初めて見た時の印象だった