タージ•マハルは大きい荷物(普通のリュックサックサイズもダメでした)、飲食物の持ち込みは水以外禁止されています。
よって、Western gate(西ゲート)付近で1000ルピーを払うと、500mlのミネラルウォーターとタージ•マハル内で履く使い捨て靴カバーを渡されます。
実は入場料は500ルピー
それにAgra Development Association(ADA) TAXとして500ルピーがかせられ、タージ•マハル入場に合計1000ルピーを支払うことになります。
このTAXから逃げも隠れもできません(笑)
ここAgraに来る人ほとんどの目的がここ タージ•マハルであり、訪れる全ての人に支払いの義務があるということです。
ちなみにADA TAXの上限がここで払わされる500ルピーであり、当日中であれば、タージ•マハルの入場券提示で、その他のAgraの観光名所でのADA TAXは免除されます。
西ゲートでセキュリティーチェック、持ち物チェックを受けて、ロイヤルゲートへ
タージ•マハル完成まで22年かかったので、中央上部の手前とその奥に11個、計22個の小さいドームがのっかっています。ゲートからタージ•マハルが見えます。念願のタージ•マハルのお目見え
朝焼けのタージ•マハルはピンクがかって可愛い
只今、右の塔はお掃除中の為、足場が組まれています。
昔の人は今みたいな道具もないのに、凄い技術と知恵をもっていたんだなと感心しきりでした。
行って感じたのはタージ・マハルって、インドであってインドじゃいなと。
インドは今となっては国民の80%がヒンドゥー教なのにも関わらず、
このタージ•マハルを建てたムガル帝国皇帝 シャー・ジャハーンの時代は、インド・イスラム文化の最盛期で、そのお妃 ムムターズ・マハルはペルシア(現在のイラン)の血を引く為、彼女の墓廟の建設・デザインには中東のアーティストが多く携わっているとか。
至る所にコーランが掘られたり、建築様式からインドにいながらイランにいる感じで...
でもインドを代表する建築物
とっても複雑な心境になりました(笑)
これも歴史・文化が複雑に絡み合っているからこそなんですよね
よってタージ•マハルはモスクを併設するイスラム教の建築物であり、金曜日には特別なお祈りの為、観光客は入れず、休館日となります。
同じイスラム教徒であっても、インド人以外は金曜日にタージ•マハルにあるモスクでお祈りする事はできないそうです。
次は、Agra Fort(アーグラ城塞)について書きます。