最近撮影の依頼がみょうに増えてます。

昔と違ってカメラを選ばずシチュエーションで変えてたのですが、操作系の手慣れ感がやはり欲しいなぁと思い、久しぶりに新調しょうかと思ってます。

撮影するのはね、楽しいんですよ、ええ。
何が問題かってぇと、仕事用だとやっぱり機材(レンズとか)が高いってことよね…

レンズ一本数十万ですし笑
そしてカメラも4万回シャッター耐久っつっても1案件で千回きったら40件でロールオーバーだしね…

金食い虫なのよね…まぁフィルムの時代から考えればそれでも安くなったのかもだけどw


そして今日は久しぶりに、昔撮った写真の整理をしてみました。

習作として色んなシチュエーションやバリエーション、ジャンル撮ってたりするんですが、やっぱり人物、とりわけ肌色が多いものは思い入れがあるもんです。

そもそも撮影すること自体にハードルがあるわけだし、被写体の覚悟を受ける意味でもシャッターに緊張感でるしね…

そして久しぶりに見てみると、色褪せない美しさがそこにあって、やっぱり時間を切り取ってそのまま冷凍保存してるような感覚をおぼえました。

やっぱりね…写真って、撮っておいたほうがいいですよ…人間って年を重ねていくからね…年を重ねるのは自然なことだし、ある意味成長でもあるわけだけど、その遍歴・片鱗を記録しておくこと、とりわけ美しく記録しておくこと…それは、自分の中に確かなものを置くことになるというか、自分がボヤけたときに、きっと鮮やかに自分を思い出すことができるんじゃないかなと思うんです。

だから、それはハダカであっても良いんだと思う。その時の美しさを、その瞬間にまとっている空気を、誰に見せるってことじゃなくても、自分だけの秘密ってのでもよいと思うけど、あられもない美しさも含めて、記録しておくっていうこと。

僕は、きっとそこに僕なりのインスピレーションを持って、そこにある空気をかき回すことなくあるがままのものをレンズ越しにみつめ、感じるままにシャッターをきるんだろうな、などと思うのであります。


冷蔵庫(オレンジ🍊)