執着を手放すメンターが欲しいと前回のブログで書いたが、片付けコンサルの方のブログを読んでいたら、そのまま答えが書いてあった。すかさずフォローした。
「片付けをすると、世界が広がる」
「悩みが小さくなる」
今まではこの意味が抽象的なことのように聞こえて右から左に流れて行っていたが、今意味が理解できた。
これは、発達障害人が悩まされる反すうをやめられる、という意味だ。
つまり、他に意識を向ける対象が大量にできるので、反すう(嫌な記憶が感情を伴ってフラッシュバックし、恰もたった今その出来事が起こっているかのように繰り返し追体験してしまうこと)が起こりにくくなる、ということだ。
何か昔を思い出した時、ただの記憶ファイルとして整理されているため、記憶と感情が結びつかずに済み、結果、悪感情が次々起こることを防げる、ということだったのだ。
片付けは、発達障害人には必須習得スキルといえる。
片付けコンサルの方のブログを読んでいて、そういえば、と思い出した。
我が家には、使っていない新品の文具が大量にある。
かなり処分したが、一番多かったのが、御仏前用の封筒だ。
収納棚を一段占領するぐらい持っていた。
二回葬式を出したので、毎年お坊さんに来てもらってお経を上げてもらっていたからだ。また、他人の家の不幸事にもよく呼ばれていた。
ちなみに、結婚式はあまりない。結婚式に呼ばれる頃に、何故か体調が悪くなって断っていたからだ。
結婚式に呼ばれるのは、幸運の前兆だという話を聞いたことがある。
幸運を受け取る順番が近くなってきているので、人のお祝い事に呼ばれるのだとか。なので結婚式には、できるだけいった方が良いそうだ。
他人の不幸事に呼ばれるのは…。
話を元に戻す。
今はご仏前は一袋だけにしたが、改めてみると、まだまだ謎の封筒が大量にある。他にも、筆ペン、マジック、ボールペンやのり、消しゴム、鉛筆、シャーペン等も大量だ。
昔はゴミ屋敷だったので無くすことも多かったが、物の住所を決めているため、最早なくすことはない。
必要な分だけ残して古いものは捨ててもいいだろう。
消せるボールペンという革命的なアイテムがあったのに、放置されていたので早速交換した。また、高校生から使っているカラーペンをようやく捨てた。とりあえず、色分けできればいい、と思っていたやつだが、蛍光ペンなので見えにくかった。
文具の他に多かったのが、手芸用品だ。特に謎の紐と刺しゅう糸、ミシン糸が大量にある。
ちなみに、うちにはもうミシンはない。刺繡はそもそもやったことはない。
母は手芸が大好きで、色々と作っていたが、年を取ってから細かい手仕事は大変になり、今はやっていない。
私はパワーストーンのブレスを偶に作るぐらいだ。
カラフルな糸が可愛いので捨てられなかったが、ディスプレイするわけでもないので、使う分だけにして捨てた。
何故かナメクジ駆除の薬も出てきた。
昔は梅雨の時期などにナメクジがどこからともなく発生することがあったが、今はほぼナメクジの姿を見ることはない。すぐに処分した。
色々捨てたのだが、これでもまだ多い。
文具や手芸用品は、細かいものが多すぎて疲れてしまった。
ちなみに、雑貨が大量に出てきた。
ディスプレイ用や、仕切り用に買ったやつだ。
文具を捨てれば捨てるほど、それをいれていた雑貨が大量に出てくる。
片付けは結構やってきたつもりだったが、捨てれば増える、というのは初体験だ。
今日も祭りは続きそうだ。