ツイッターも始めました。
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7月30日より、大阪府枚方市樟葉からいなくなった飼い猫の黒ネコを探しています。

どんな些細な情報でも構いませんので、ご存知のことがありましたら、教えていただけないでしょうか。

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あと1週間で、ハルがいなくなってから1年を迎えます。


信じられない時間が流れてしまったと思う反面、ハルがいなくなった日の朝、雨戸を開けてハルの気配がなかったあの瞬間、ハルとはもう会えないのではないかという想いに駆られたことを、はっきりと覚えています。


それほど、あの臆病なハルの、安堵の気持ちを抑えられず一目散に走ってくるはずのハルの、気配がないことが悍ましい現実を示している気がして、必死に頭の片隅に追いやったのが昨日のことのようです。


ハルを探し始めてから、今も尚、私はハルの首輪だけでも落ちてないかと探しながら歩くようになりました。


もし首輪だけ落ちていたら、いろんな想像や、新たな不安にも駆られていたでしょう。それでも、首輪だけでも見つけたい。ハルの手がかりが欲しい。


しかし、いつからか、私はハルの手がかりが欲しい気持ちに加え、ハルとの思い出の片鱗を求めているのだと気が付きました。かわいいハルがしていた首輪、ハルとの思い出を振り返ることができる首輪だけでも、見つけたい。


ハルの前に、犬と猫を1匹ずつ飼っていました。彼らは最期には介護が必要になり、お別れへの心の準備に十分な時間をくれました。彼らの使っていたものには、大切な思い出が詰まっています。


ハルの首輪だけでも…という想いは、まるで、ハル自身を見つけることを諦めたようで、私は極力考えないようにしています。


しかし、今も無意識に赤い首輪を探しながら歩いています。


ハルのいない1年がもうすぐ終わり、また始まります。


赤い首輪を付けたハルが、また見たい。
ハルの首元でなる鈴の音が、また聞きたい。


明日も、頑張ります。