少しチクンとする記憶。 | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

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心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

軽やかに、思いのままの人生を歩むあなたへ。

つきたてもち肌であなたを虜にする ちえたまです。

タリーズのホリデーメニュー飲んでみたよ。


めぐこさんの記事↑を読んで蘇った、チクンとする記憶。



わたしが5歳くらいの頃。
地元のデパートで子どもがステージに立って歌うイベントがあった。
「ちびっこカラオケ大会」みたいな感じかな。


デパートのチラシに告知があって、希望者は当日早めに行き先着順で参加するもの。


「わたし、これに出たい!」って親に言ったのね。


歌が得意とか、
十八番があるとか、
毎日歌って踊ってるとか、
そんなじゃないのに。


「歌うだけでしょ?できるよ」みたいに軽く考えてた。
歌える曲は「キャンディキャンディ」のサビのとこだけ。


もう危険な予感しかない。笑
妙に自信があったし、目立ちたがりだったんだな。


どういう経緯か忘れたけど、かなり粘ったんだろう、渋々ながら連れて行ってもらえることになった。


両親と姉とわたしでデパートに行き、申し込みまでは親が一緒に居たはず。


だけど、ステージがはじまるだいぶ前から親は付き添っておらず、若いお姉さんと出場する子どもたちで出番を待っていた。


若いお姉さんは司会の人で、小さな女の子の一人だけをやたらにかまっていた。


お姉さんが小さい子の目線にかがみ込むと、ミニスカートの中の白いペチコートが丸見えになる。
パンツ、見ちゃっていいのかな、なんて思いながらぼぉーっと見てた。


わたしの出番になりステージに立つと、思ったよりもたくさんのお客さんが見えてびっくりした。


だけど、お父さんお母さんが見えない。


カラオケで曲が流れたけど、自分の声があんまり出てないのがわかる。
なんとかサビだけは歌える。笑


二番になったが、二番まで歌うと知らず、歌詞を知らなかった。
サビだけは歌える。笑


最後まで、お母さんの顔が見つけられなかった。


歌なんて簡単だと思ってたのにうまくできなくて、なんだか恥ずかしかった。


「お母さん、なんで近くにいてくれなかったの」って聞いたら「だって恥ずかしいじゃない?」って。


母がどんな氣持ちで言ったか、真意はわからない。
がんばったね、みたいなことを言われた記憶はない。
たぶん母に聞いても覚えてないだろう(今度聞いてみる)。


心がチクンとするから、あまり思い出したくないできごと。


でもさ、応援されたかったなぁ。


目立つことすると痛い目を見る、ってそこから思い込んだかもね。
しらんけど。
(しらんのかい




おわり!


















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