記憶は700パーセント嘘 | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

軽やかに、思いのままの人生を歩むあなたへ。

つきたてもち肌であなたを虜にする 
ちえさまです。


去年の今ごろはマスターコースで
京都にいました。
この時「七五三みたいだね」って言われて
あぁ、そうか。と思った。


わたしの両親は
あんまり行事ごとをやらなかった。


姉妹ふたりのきょうだいでも
家にはお雛様がなかったし、
七五三をしなかった。


うちにサンタさんは来ていたけど、
大好きだったクリスマスツリーをある時
母が捨てちゃってすごく怒ったこともある。


北海道なのでなんでも合理的というか
ドライな面があるのかもしれないし
うちにお金の余裕がなかったかもしれないし
両親が行事ごとに関心がないのかもしれない。


子どもの時、
親にしてほしかったこと、
強く願っても叶わなかったこと、
うっすらと憧れていたこと、
いま自分で叶えて生きているんだなぁと思う。



ところで昨日は冬至だった。
冬至といえば、おばあちゃんが大鍋に
冬至かぼちゃを作ってくれたことを思い出す。


母はコンビニと商店が合わさったような
小さなスーパーのパートに出てたから
おばあちゃんが主にご飯を作っていた。


おばあちゃんが作る冬至かぼちゃは
お砂糖たっぷり。


夕飯のおかずとともに出てきて
食べなさい食べなさいと促される。
甘いおかずが苦手なわたしは
一番最後にデザート代わりに食べた。
特に好きでなかったと思う。


特に好きではなかったはずだけど
冬至と聞けばやっぱり作る。
北海道産のかぼちゃと小豆でね。
うちの両親は子ども達の通過儀礼に
お金を使わなかったと思っていたけど
姉もわたしも成人式にそれぞれ呉服屋さんで
振袖をあつらえてもらったのだった。


あれっ…お金使ってくれてるわウインク


仁さんが「記憶は700パーセント嘘」って
言うやつだ。


親子の間で
こうしてほしい、
あれをさせてあげたい、っていう
希望がすれ違っていただけかもしれないね。




おわり!